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タイトル:講座レポート

令和4年度 南小泉老壮大学 教養コース

2023年2月28日

南小泉老壮大学「教養コース」が開講しました!

令和4年南小泉老壮大学教養コース

2023年2月28日

 2/8 第8回 閉講式記念講話
「近代交通の変遷」
講師:仙台市歴史民俗資料館 
 学芸室長 畑井 洋樹 氏 

閉講式の記念講話は、仙台における乗り物の歴史についてでした。
   近代交通の走りである「人力車」は、医師が往診で使い始めたものがきっかけで、車体を目立たせることで客寄せを図っていたとのこと。「現代のデコトラのようなものですね」と話されると、会場からは笑いが溢れました。華美になりすぎたため黒一色に統一されましたが、当時は木製のタイヤでサスペンションも付いておらず、乗り心地は快適とは程遠かったようです。

  その後、暮らしの変化に合わせて道路も舗装され、乗用車が人々の行動範囲を広げました。さらに大型の蒸気船や蒸気機関車が物資輸送を可能にしました。鉄道の発展により、人々も居住場所を駅の近くへと移動させ、人口密集地帯も様変わりしたようです。現代当たり前のように利用している市電やバス、飛行機や新幹線なども、我々の生活と密接に結びついていることがよくわかる講義でした。

  貴重な資料と穏やかで機知に富んだ話しぶりに、「講師のお話がすばらしかった」「子供のころの風景が浮かんで来た」「市電が車のラッシュアワーでなくなったことを知った」「資料が大変良いので大事にしたい」などの感想をいただきました。

休憩後に行われた閉講式では、館長挨拶とともに一年の講座を振り返りました。また、次年度から施設が大改修に入るため、会場や募集人数について変更がある旨案内し、今年度最後の老壮大学教養コースは無事に幕を閉じました。

 /18 第7回講話
「宮城県のSDGsの取組」
講師:宮城県企画部総合政策課
        技術主査 伊藤 歩武 氏

  
 今月は宮城県の総合政策課より講師の方をお招きしました。近年話題のSDGsですが、「持続可能な開発目標」とは具体的にどのようなことなのでしょうか。講話の中では、国際社会が抱える課題やSDGsの基礎知識、2030年の目標達成までの17の取組事例についてなど、丁寧に解説していただきました。

 特に難しく考えなくても、「エコバッグを使う」「省エネを心掛ける」「食品ロスをなくす」といった行動がすべて「エシカル消費(人・社会・環境に配慮した消費行動)」につながり、SDGsに関連するそうです。身近な問題に一人一人が関心を持ち、意識することが大切だと学びました。

 その他、障害者の困りごと支援「mayi(メイアイ)」や環境に配慮した取組をすることでポイントが付与される「ecoチャレンジみやぎ」といったスマホアプリも紹介していただきました。環境問題等に貢献しながら日々の生活に役立つポイントを集めるのも楽しいかもしれません。個人が実行できるSDGsの取組については県のホームページからも閲覧可能なので、興味がある方は一読していただきたいとのお話がありました。

 アンケートからは「老壮大学だけではなく小学生・中学生にも聞いてもらいたい」「広く知ることができました。目が覚めた感じがします」「SDGsのイベントに参加したいです」「SDGsを意識することが将来はもちろん、今を生きる我々の住みやすい世界に繋がることを感じました」などの声をいただき、受講生の皆さんも認識を改められたようでした。

 12/14 第6回 講話
「江戸時代のアートな仙台」
講師:仙台市博物館 
         学芸員 寺澤 慎吾 氏 


  今月は、学芸員の寺澤氏を講師に、仙台に特化した江戸時代の絵画についてお話をいただきました。仙台市博物館で特別展の絵画パートや常設展示の絵画・浮世絵コーナーの展示を担当され、専門的な知識をお持ちの寺澤氏のお話は、普段なかなか見聞きすることのできない貴重なものでした。

 仙台城・若林城などの障壁画や藩お抱え絵師の絵画のスライドなど、江戸時代後期に活躍した仙台地方出身の4人の代表的な画家についての説明があり、受講生は頷きながら真剣に聞き入っていました。

 アンケートには「めったに知る機会のない絵のお話で楽しめました。」「大変有意義な内容で勉強になりました。」「仙台市博物館に行くのが楽しみになりました。」などさまざまな声が寄せられ、地元ゆかりの絵師たちの講話で皆さん知識を深めることができたようです。

 11/9 第5回 講話
「各種犯罪被害への対応策」
講師:仙台市防犯協会連合会 

事務局次長 本田 勉 氏

今月は、元警察官の本田氏を講師に、様々な防犯対策についてご講義いただきました。
オレオレ詐欺や還付金詐欺、訪問詐欺など・・・詐欺の枚挙に暇はありませんが、件数は年々増加しています。最近は「高額賞金に当選」「有料老人ホームに入る権利が生じた」等の偽メールも多く、精巧にできていることから見極めが困難になっています。
犯罪報道を見聞きしても、自分のことと捉えない人が大半だそうです。「常日頃から身に覚えのない話には関わらない」「特殊詐欺を治す特効薬はなく、被害に遭うも遭わないもあなた次第」という言葉は受講生にも響いたようでした。
また、東京にマンションの屋上から留守宅を狙う「スパイダーマン」と呼ばれる空き巣もいたとのことで、高層階といえども油断大敵です。本田氏からは、帰宅時、空き巣に出くわした場合は危険なので、部屋にすぐに入らず外から通報するといった注意点なども教えていただきました。
その他、「自転車を降りる時や外出時は施錠する」「緊急連絡先をリストアップしておく」など、防犯力を自分で養うことも重要だと学びました。
時折東北弁を織り交ぜながらのユーモアたっぷりな話しぶりに、会場は終始笑いに溢れており、話を受け入れやすい進め方でした。アンケートからは「あすは我が身にならないように!」「他人事と思わず、意識して防犯を心掛ける気持ちを新たにした」などの声をいただきました。

職場体験に来ていた中学生も一緒に受講し、講座レポートの作成を体験してもらいました。

 10/12 第4回 講話
「笑いの万能薬~シルバー川柳~」
講師:みやぎシルバーネット 
編集長 千葉 雅俊 氏


自己紹介の後、千葉氏が「戦争や物価高などの話題が多いですが、今日は皆さんを快晴のような笑顔にしたいと思います」とお話されました。
初めに「みだれ髪 今は乱れる 髪もなし」「診療所 今日も行かねば 病欠に」「エンディング ノートに記録 粗品あり」などの句が読み上げられると、会場から笑いがあふれました。
「シルバー川柳は高齢化社会、少子化社会の救世主」と千葉氏。その理由は、多くの病気はストレスが原因ですが、笑うことがストレスの緩和につながるからだそうです。
認知症の男性が、川柳の投稿を始めてから症状の進行を遅らせることができた事実をもとに、ガンなどの病気に対しての抵抗力を高め、膠原病やリウマチの免疫異常も改善させる効果があると話されました。
その後、東日本大震災で被災された方の希望の句、病気で余命僅かな方の病床からの句、老いた母への感謝の句などが読み上げられると、受講生の中には涙ぐんでおられる方もいらっしゃいました。
アンケートには「93才の父に勧めてみます」「心のふるえる、あっという間の90分でした」「機会を見つけて挑戦したいと思います」などの声が寄せられるとともに、「性別と 年令必要? アンケート」と作句してくださった方もいらっしゃいました。
SNSが主流の現代、紙とペンを持ってじっくり昔を回想しながら川柳を作ってみるのも良いかもしれません。
多くの方に「とても楽しかった」と感想をいただき、千葉氏の仰った「笑顔」が広がる講座となりました。

 9/14 第3回 講話
「仙台味噌ものがたり~伝統ある宮城の名産~」
講師:宮城県産業技術総合センター 
食品バイオ技術部 食品設計支援班 小山 誠司 氏

今月は、主に味噌の歴史や食文化、基礎知識についてご講義いただきました。
「味噌の医者いらず」ということわざがあり、発酵食品である味噌には様々な効能があります。適度に摂取することで血管年齢が若返ったり、カリウムで排泄物を出したり、ガンの予防効果もあるそうです。

しかし現代は、塩分濃度が高いといった誤解や日本人の食の欧米化でパン食が増えたことにより、味噌汁を出す家庭が減り、味噌の摂取量が大幅に下がっているとのこと。
ミネラルや食物繊維が多い食品との相性が抜群で、そのために野菜や海藻類で具だくさんにすると味噌汁の塩分濃度も下がるとのお話に、講座終了後のアンケートでは、「血圧が高いので気にしていたが、影響ないとのことで安心しました」「健康に大変良いとわかり、とても有意義な時間でした」といった声が聞かれました。他にも、「若い人に働きかけ、味噌の良さを伝えるべきだと思った」「味噌が大好きなので自分でブレンドして作っています」「具だくさんの味噌汁は格別」などたくさんの感想をお寄せいただき、受講生の方の関心の高さが伺えました。

7/6 第2回 講話「上手な病院のかかり方~入院から退院まで」
講師:仙台オープン病院 入退院支援室看護師長 大井 麻紀子 氏


今月は「病院にかかるとは?」「病院の役割分担する理由」「かかりつけ医とは?」「患者を支える看護師の種類や多職種について」など、主に医療(病院)の役割や機能についてご講話いただきました。
急速に進む高齢化に伴う様々な病気、終末期の在り方、在宅ケアの具体的な症例など、患者側の視点も交えながらのお話に、受講生の皆さんからは「あなたが命の主人公・からだの責任者という言葉が染みました」「自分の人生の完成を考える良い時間になりました」「自分の思いと家族の思い、各々の違いを解決していくのは難しいですが、帰りたい家があるのはありがたいことです」「入院~退院まで患者の希望にそって色々考えてくださることがわかり、安心しました」「ためになる講座でした」など、多くの感想をいただきました。

  • タイトル:

6/8 第1回 開講式・記念コンサート
「癒しのスペインギター クラシックからポピュラー音楽まで」
 講師:東北ギターアカデミー理事 渡辺 正宏 氏

今年度の南小泉老壮大学の教養コースは、スペインギターの生演奏で幕を開けました。
開講式では、館長より受講生の皆さんへ挨拶が行われ、その後渡辺氏より、クラシックの名曲から懐かしの昭和歌謡まで、全13曲を講話とともに披露していただきました。
後半になるにつれ、受講生の皆さんも体で節を取るなど、繊細な指使いで奏でられるメロディに聞き入っている様子でした。アンケートには「開講式がコンサートで良かった」「昔を思い出しました」「今後も楽しみです」などの声をお寄せいただきました。
教養コースでは、令和5年2月の閉講式まで、全8回の講座を予定しています。



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