ページID:5244

更新日:2025年3月25日

若林区 センタートップ

若林区中央市民センター

〒984-0827 仙台市若林区南小泉1-1-1
電話番号: 022-282-1173 
休館日:月曜日、祝日の翌日、年末年始

ここから本文です。

令和5年度 若中 防災・減災講座

防災・減災の出前講座を行いました

2024年3月13日

令和6年2月29日(木曜日)10時40分~12時15分
会場:仙台市立遠見塚小学校
講師:Wakka地域夢つなぐ実行委員会
塚田氏・諸岡氏・若生氏・澤田氏

Wakka地域夢つなぐ実行委員会の4名を講師に迎え、遠見塚小学校の4年生78名を対象に,防災・減災の出前講座を行いました。

総合学習での学びを生かし,防災グッズ作り,気象についての講話,心肺蘇生体験の3つのブースを設け,それぞれのブースをクラスごとに回りました。

防災グッズ作りでは,新聞紙でスリッパを作成しました。
避難所では足元を危険から守ったり,防寒対策にもなるため新聞紙は重宝するとのこと。講師からは様々な用途があるため,色々な折り方を調べておくと良いとの説明がありました。
また,新聞紙で作成したグローブやライトを使ったランタンの作り方なども教わりました。

気象の講話では,映像を交えながら自然災害の恐ろしさや気象の変更などを教わり,それを元に内容に関連した〇×クイズも行いました。大雨は災害に結びつくこと,雷が鳴ったら頑丈な建物に避難すること,日本の天気は西から東へと変わるため夕焼けの翌日は晴れることなどを聞き,児童たちは熱心にメモを取っていました。

心肺蘇生体験では,心肺蘇生トレーニングキット「あっぱくんライト」を用い,動画を見ながら二人一組で心臓マッサージの練習をしました。はじめに画面で心臓の位置を確認し,肋骨圧迫やポンプとしての心臓の役割についてを教わった後,心肺蘇生の手の組み方や肘を曲げない姿勢の説明がありました。圧迫のリズムとしては1分間に100回から120回が理想のため,「カエルの合唱」の曲が丁度良いテンポとのことで,みんなで歌を口ずさみながら一生懸命キットの音が鳴るまでマッサージを行いました。

児童からは「雷が鳴った時に木の下にいることが危ないということがわかった」「救急車が来るまで8分以上も心臓マッサージを続けるのは大変だと思った」「新聞紙のスリッパやグローブの作り方はぜひ今後に活かしたい」などの感想が聞かれ,防災・減災のために必要な行動について,一人一人が新たな発見や学びを深めた講座となりました。

11月24日(金曜日)10時40分~12時15分
会場:仙台市立南小泉小学校
講師:Wakka地域夢つなぐ実行委員会
塚田氏・若生氏・諸岡氏

Wakka地域夢つなぐ実行委員会の3名を講師に迎え、南小泉小学校の4年生82名を対象に,防災・減災の出前講座を行いました。

自然災害の脅威や人命救助の方法を学ぶため,①防災グッズ作り,②防災についての講話,③心肺蘇生体験の3つのブースを設け,それぞれのブースをクラスごとに回りました。

①では,新聞紙で避難所でも使えるスリッパを作成しました。
その他,段ボールトイレやビニール製のポンチョの見本もあり,児童がポンチョを着用し,防寒対策になることなどを学びました。

②では,映像を交えながら自然災害の恐ろしさを伝えていただき,災害に関連した〇×クイズも行いました。
1991年に長野県で起きたがけ崩れの様子や2019年の台風19号の洪水で被害のあった丸森町の写真に,児童たちは「うわぁ!」と声があがるほど驚いていました。

③では,心肺蘇生トレーニングキットを用い,動画を見ながら二人一組で心臓マッサージの練習をしました。
「カエルの合唱」の曲のテンポに合わせるとちょうど良いとのことで,児童たちは「か・え・る・の・う・た・が」と歌いながら行い,一定のリズムを保ち,救急車が来るまでの間続けなければならないことなどを教えていただきました。

盛りだくさんの内容に,児童からは「新聞でいろいろ作れることがわかった」「〇×クイズ楽しかった」「心臓マッサージまたやりたい」などの感想が聞かれ,防災・減災のために自分たちがどのような行動を取るべきか,新たな発見や学びを提供する講座となりました。(2023年12月20日写真変更)

10月24日(火曜日)15時30分~16時00分
会場:仙台市大和児童館
講師:Wakka地域夢つなぐ実行委員会
若生氏・諸岡氏

Wakka地域夢つなぐ実行委員会のお二人を講師に迎え、大和児童館の小学1年生36名を対象に「防災・減災」の出前講座を行いました。

はじめに児童館の佐藤館長が「みんなの生活の中で怖いことってどんなことですか?」と質問すると,児童たちは「誘拐犯!」「泥棒!」「地震!」「火事!」などと元気に発言し,講座中も講師の質問にハキハキ答えていました。

講師は防災教育用カードゲーム「防災ダック」を活用しながら災害時の危険についてわかりやすく解説し,児童たちはスクリーンを見ながら動物のポーズを熱心に真似していました。「雷が鳴っている時に木の下に隠れるのは危険」との話に「そうなんだ」と新たな発見をした児童も何人か見受けられ,真剣に聞き入っている様子がうかがえました。

受講後は、「面白かったです」「ポーズを覚えました」などの感想とともに,職員に直接「楽しかったです!」と声をかけてくれた児童もおり,礼儀正しく挨拶する姿が印象的でした。

今後も若林区中央市民センターでは,引き続き出前講座で「防災・減災」の大切さをお伝えしていく予定です。

10月14日(土曜日)8時50分~9時35分
会場:仙台市立南材木町小学校
講師:地域夢つなぐ実行委員会 Wakka
塚田氏・諸岡氏・繁野氏 

地域夢つなぐ実行委員会Wakkaの3名を講師に迎え、南材木町小学校の3年生49名を対象に,防災・減災の出前講座を行いました。

南材木町小学校は広瀬川に近いことから,はじめに気象予報士の諸岡さんより,2008年7月に起きた神戸の都賀川事故の映像を交え,大雨時の川の危険について教えていただきました。また,広瀬川のダム放流時のサイレンの音を流したところ,「聞いたことある!」と話す児童もいました。
「大雨は危ないので川のそばから離れましょう」「雷が鳴ったら木のそばに近付かず,丈夫な建物に逃げましょう」など,児童たちにわかりやすく丁寧に話され,災害時に「自分の身は自分で守る」ことの大切さを改めて強調されました。

その後,塚田さん,繁野さんに講師を交代し,○×クイズを行いました。
塚田さんより「海のそばで地震が起きたら,すぐ高い所に避難する?」「公衆電話では100円玉,50円玉,10円玉全て使える?」など10問が出題され,児童たちは近くの人とヒソヒソ話したり,解答用紙に黙々と書き込んだり,真剣に問題に取り組んでいました。最後に繁野さんが1問ずつ解説され,ハザードマップで南材木町小学校が洪水時に浸水する区域であると教わると,目を丸くして驚く児童の姿も見られました。

講座後の感想発表の場では「コンセントに埃がたまると火事になることがわかりました」など,児童たちがしっかり受講していた様子がうかがえ,防災への気付きを新たにすることができました。

今後も若林区中央市民センターでは,防災・減災の出前講座を展開していく予定です。

8月23日(水曜日)15時30分~16時00分
会場:仙台市南小泉児童館
講師:地域夢つなぐ実行委員会 Wakka
若生氏・諸岡氏・澤田氏

地域夢つなぐ実行委員会Wakkaの3名を講師に迎え、南小泉児童館の小学1年生24名を対象に防災教育用カードゲーム「ぼうさいダック」を使った出前講座を行いました。

はじめに児童館の大谷館長より,日本は地震や雷の多い「災害列島」であることから,防災・減災について学ぶことは非常に大切であるとのお話がありました。
その後の講座で,諸岡さんの「雷が鳴ったら木の下に行って良いかな?」との質問に児童たちは「ダメ!」,「津波が来たらどうしたら良いかな?」との問いには「高い所に逃げる!」などと元気に答えていました。
若生さんからは,洪水の時「マンホールなどに吸い込まれる可能性がある」危険や,「長靴は中に水が入ってしまうことから運動靴やスニーカーが望ましい」とのお話がありました。また,雷が鳴っている時は「接地面を少なくする」ため,地面にしゃがみ,耳を塞いでつま先立ちをする「カメのポーズ」が良いことなどを教えていただきました。

児童たちは時折「知ってる!」などと声をあげ,スクリーンに映し出される動物のポーズを真似しようと体を動かしていました。講座当日は猛暑でしたが,熱中症対策を行いながら楽しく学習することができ,受講後は「楽しかった!」「また何回でもやりたい!」などの感想をいただきました。
今後も,引き続き防災・減災講座では様々な学びを提供していく予定です。

6月20日(火曜日)13時35分~14時20分
会場:仙台市大和小学校 体育館
講師:地域夢つなぐ実行委員会 Wakka
塚田 昭美氏・若生 彩氏

今回は東日本大震災をテーマに,震災未経験の5学年児童を対象とした講話を行いました。

塚田さんからは,2011年3月11日午後2時46分の大地震でライフラインや交通機関がストップしたことが語られ,避難所でおにぎりを800個作ったり,自衛隊が食料供給をしてくれたことなど,当時の現場の様子を教えていただきました。「津波で亡くなった人がたくさんいることから,ぜひ防災を学んでください。」と自分で自分の身を守る大切さや命の尊さについても語られました。

若生さんからは,お子さんを小学校に迎えに行った際の様子として,停電で使えない校内放送の代わりにハンドマイクが使われていたり,教室で児童が泣きながら机の下に身を隠していたりなど,学校内が混乱していた様子を伝えていただきました。「親とはぐれてもとにかく安全な場所へ逃げること」「避難の仕方について相談しておくこと」と,日頃から家族で災害時の対応策を話し合っておく必要性についても学びました。

児童たちは,当時の写真や最後に出されたクイズから,改めて日本は地震が多く,防災が自分たちにとって大変重要であることを再認識したようでした。

6月14日(水曜日)14時30分~15時00分
会場:仙台市遠見塚児童館
講師:地域夢つなぐ実行委員会 Wakka
若生 彩氏・諸岡 浩子氏

今年度初めての「若中 防災・減災出前講座」を遠見塚児童館で行いました。
児童クラブの1~4年生は防災Duckが初体験でしたが,色々な動物のポーズを真似しながら自分の身を守る方法について学び,受講後は「楽しかった!」との感想をいただくことができました。
日頃から災害に対する備えを意識し,防災・減災に興味関心を持ってもらえるよう,引き続きその他の児童館や小学校でも出前講座を行っていく予定です。