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更新日:2025年9月12日
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令和7年度 季節を感じるものづくり
令和7年度 季節を感じるものづくり 講座レポート
第2回 「剣つまみ」でブローチ制作
令和7年9月10日開催 講師 桑原 晴美 氏
今回は、受講生からのリクエストにお応えして「つまみ細工」を使ったブローチ制作にチャレンジしました。
「つまみ細工」とは、正方形の小さな布を折りたたみ、つまんで形を作る日本の伝統工芸です。つまみ方の工程によって、「剣つまみ」「丸つまみ」という種類がありますが、今回は「剣つまみ」の技法を教えていただきました。
ひとつひとつの工程に取り組む前に、受講生が先生の周りに集まりデモンストレーションを見学。その後それぞれの席で作業を行いながら指導いただく、という流れで進めてくださったことにより、誰も間違うことなく作業を進めることができました。
つまみ細工のパーツを12個作った後は、それをブローチの土台に貼り付けていきます。この際、どのような配置にするかによっても、雰囲気がガラッと変わるため、受講生の皆さんは悩みながらも丁寧に仕上げていました。
完成した受講生作品と、講師の先生による作品は、10月19日開催の「落合・栗生地区まつり」にて展示予定です。ぜひ素敵な作品の数々を近くでご覧ください。
第1回 伝統の七つ飾りを学ぶ「ミニ七夕」作り
令和7年7月9日開催 講師 千葉 慧子 氏
本講座は、「交流しながら楽しいひととき」をテーマに、4回連続で開催します。
初回は、講師に日本折り紙協会会員の千葉慧子先生をお迎えしてミニ七夕を作りました。
仙台七夕の飾りは、「短冊」・「紙衣」・「折鶴」・「巾着」・「投網」・「屑籠」・「吹き流し」の七つで構成されており、それぞれの飾りには、長寿や技芸の上達、商売繁盛、豊漁などの意味が込められています。
受講生の皆さんは、ひとつひとつの飾りを、時に苦戦しながらも丁寧に作り上げ、最後は笹に飾り付けて素敵な七夕飾りが完成しました。
短冊はご自宅で家族と書いてくださいね。という先生のお話に、どんな願い事にしようかと盛り上がる様子も見られ、和やかな雰囲気の中、初回の講座を終了しました。