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更新日:2025年3月25日
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令和5年度 来たれ!男のまなび舎
令和5年度「来たれ!男のまなび舎」講座レポート
2024年1月16日
第6回「リサイクル木材で箸作り」講師:仙台マイ箸作りの会 会長 德田 実 氏
1月13日(土曜日)、仙台マイ箸作りの会 会長の德田実氏にお越しいただき、第6回「リサイクル木材で箸作り」を実施しました。
德田様は工務店で出た廃材を使って箸を作るワークショップを20年以上続けていらっしゃいます。また、削った木くずも回収し、薪ストーブの燃料にするのだそう。
講師の方の環境活動のお話を聞いたら、すぐ実践です。
受講生は一生懸命かんなで木を削り、自分だけのマイ箸を作っていました。
体験学習を通じて循環型社会について考えることができました。
今回で今年度の講座は終わりです。講座終了後のアンケートでは「SDGsについて理解できた」という方が大半を占めており、受講生が持続可能な社会について理解を深められたことが分かりました。
SDGsを学んだ受講生の皆さんにはその知識を生かし、それぞれの地域で活躍してもらえれば嬉しいです。
第5回「燃えろ!フロアカーリング」講師:若林区レクリエーション協会 会長 小林 彰 氏 他2名
第5回はニュースポーツのフロアカーリングを体験しました。
はじめにラジオ体操で体をほぐし、ルール説明を聞きます。
少しずつ慣れてきたら2人組のチームを作り、対戦を開始!
2人で作戦を立てながら真剣に戦いに挑んでいました。
講師の方から「皆さん仲良しですね」と言われるほど受講生同士の仲が深まり、ニュースポーツを通して健康や多様性についても学ぶことができました。
寒さが厳しくなる季節ですが、今回のタイトルどおり熱く燃える時間となりました。
第4回「蕎麦打ちに挑戦」講師:仙台手打ちそば研究会 事務局長 佐々木 伸 氏 会員 浅沼 勲 氏、菅原 昭七郎 氏、細川 寿朗 氏
第4回は念願の「蕎麦打ちに挑戦」でした。
受講生は講座が始まる前からエプロンと三角巾を身につけ、やる気満々です。
粉を水と混ぜ合わせる作業から始まり、班ごとに協力しながら進めていきました。
「こね」や切る作業では苦戦する受講生もいましたが、声を掛け合いながらやっていくと、どんどん上達していきました。
打った麺をさっと茹で、冷水で流すと、手打ち蕎麦のできあがり!
全員で香り高い蕎麦を味わいました。
最後には「自分たちで作ったそばは格別だ」「そばがこんなに手がかかるものだとは知らなかった」と感想を発表。
手打ちそばの味に感動することはもちろん、食べ物の大切さや共同作業の面白さを学ぶ時間にもなりました。
第3回「杜の都の水力発電~三居沢電気百年館~」講師:三居沢電気百年館 佐藤 和好 氏
第3回は市民センターを飛び出し、三居沢電気百年館へ向かいました。
スタッフの方からはじめて日本に電気が通った時代の歴史についてお話を聞き、水力発電が日本で最初にできたのはここ杜の都仙台であること、そしてその水力発電機は現在も休まず稼働し、私たちの町に電力を供給していることを学びました。
受講生は積極的に発電の仕組みや水力発電について質問しており、探求心が高まっている様子を見ることができました。講座の終わりには「よい勉強になった」と感想を述べていました。
第2回「みんなを繋ぐ フードバンク」講師:NPO法人 ふうどばんく東北AGAIN 副理事 富樫 花奈 氏
第2回講座ではフードバンク団体の方からお話を聞き、県内の生活困窮の状況やフードロスの現状について学びました。
コロナの影響により困窮する人が増えているというお話に、受講生は真剣に聞き入っていました。
必要な人へ必要な支援を繋ぐことの大切さに気付かされる時間でした。
講話の終わりには地域でできる支援の方法について質問が出るなど、各々身近な問題として考えることができていたようです。
第1回「SDGs基礎講座」講師:Lab. Yuuchouka 鈴木 美紀子 氏
今年も「来たれ!男のまなび舎」が始まりました。新しいメンバーも加わり、15名でのスタートです。
今年のテーマは"SDGs"。
初回であるこの日はSDGsの概要を知るため、講師の鈴木美紀子氏より世界で起こっている気候変動の現状や、社会変革の必要性についてお話を聞きました。
また、SDGs達成のために企業や商店街、地域で行われている取り組みについても学習しました。
「SDGs(えすでーじーず)ってなにっしゃ?」から始まった受講生も、「なんだか難しいな」ということが分かったようです。
全くその通り、SDGsって難しいのです。
全6回の講座を通じて、受講生たちがどんな変革を起こしてくれるのか、楽しみです。