令和5年度 西多賀寿大学
2024年2月21日
西多賀寿大学
2024年2月21日
第9回 2月21日(水) 鑑賞「馬頭琴コンサート」・閉講式
令和5年度の最終回は、バヤラト氏の馬頭琴を鑑賞しました。モンゴルの曲だけでなく、日本の名曲も演奏してくださり、穏やかな曲やリズミカルな曲などを聞いているうちに、思わず体が動いてしまう受講生も見られました。演奏の合間には、バヤラト氏がモンゴルでの生活や、日本との文化の違いなどを軽妙にお話しくださり、特に自然についてのお話からはモンゴルの雄大な大地が想像されました。閉講式では、一年間の講座内容を振り返り、次年度のご説明をし、また運営委員さんに感謝の気持ちをお伝えしました。今年も皆さんが最後まで元気よく楽しみながら受講でき、笑顔で閉講式を迎えることができたことをうれしく思います。
第8回 1月17日(水) 講話「元気が出る東北の歴史」
東北大学名誉教授 宮城県慶長使節船ミュージアム サン・ファン館館長 平川新先生をお招きし、東北の歴史についてご講話いただきました。従来から東北は貧しい、後進地と描かれがちでした。しかし、データを詳しく見ていくと、稲の収穫量や、人口増加率、新規農業・漁業就業者数などから、東北が歴史的に厳しい経験をしてきた中でも苦難を乗り越え、他地域よりも高い成長を遂げてきたことを教えていただきました。受講生から「元気の出るお話をありがとうございました」「東北の良さを再認識しました」などの感想がありました。
第7回 12月20日(水) 鑑賞「クリスマスコンサート」
仙台フィルハーモニー管弦楽団の長谷川康さん、芦澤曉男さん、そしてピアニストの東歩美さんをお招きし、クリスマスにちなんだ曲や、クラシックの名曲を鑑賞しました。演奏の他にも、フルートやバイオリンについて音の出る仕組みや材質などについてお話を聞いたり、バイオリンがものによって音が異なることを聴き比べたり、音楽にまつわる様々な体験ができました。長谷川さんたちはコンサートを通じて軽妙なお話しで場を盛り上げてくださり、皆さん最後まで楽しんでいました。すぐ近くでプロの演奏を聴いた受講生からは「素晴らしい時間だった」「演奏を聴くうちに鳥肌が立った」などの感想が聞かれました。
第6回 11月15日(水) 講話「地域包括支援センターを知ろう!~包括の役割と活用方法」、鑑賞「ミニコンサート」
前半は、西多賀地域包括支援センター菅原所長から、包括支援センターの目的と役割についてお話しいただきました。また具体的な相談事例を通じて、高齢化による悩みや困難に対処していく方法を説明され、「気軽に相談に行こうと思った」「詳しく知ることができて良かった」等の感想が聞かれました。後半は、西多賀市民センター佐藤館長によるミニコンサートです。西多賀地域を題材に今年作曲されたSonido del Vientoさんの「千代の丘」や懐かしい歌謡曲等を演奏されました。多くの皆さんから「素敵な演奏でした」「また聞きたいです」と大好評でした。
第5回 10月25日(水) 朗読劇「泣くな、けい」
38朗読会さんに朗読劇をお願いするのは今年で3回目です。待ちに待っていた受講生もいらっしゃいました。時代背景の解説後に、藤沢周平原作の「泣くな、けい」の上演です。登場人物の情感が深く伝わってくる朗読に加え、BGMも相まって約1時間の劇があっという間でした。受講生からは「物語に引き込まれた」「またお願いしたい」などの感想が聞かれました。
第4回 9月20日(水) 館外学習 地底の森ミュージアム
今回は、久しぶりに館外学習に出かけました。近くに住んでいても、訪れる機会がなかったという方もいて、地域の歴史を詳しく聞いて驚くこともありました。前半は遺跡を見ながら解説をお聞きし、後半は展示室へ移動して出土品を見学しました。旧石器時代の富沢・西多賀地域の植生や、狩猟採集のために移動しながら生活していた人々の暮らしが想像され、受講生の皆さんは熱心に質問しながら見て回っていました。
第3回 7月19日(水) 講話 「地域を知って災害から命を守る」
仙台市危機管理局 減災防災アドバイザー 早坂政人氏に災害対策についてお聞きしました。普段から家庭で備えることや、災害時に隣り近所で協力し合うことが、命を守ることにどうつながるのかを具体的に見せていただきました。災害発生時に「自分は大丈夫」「まわりが逃げていないから大丈夫」と思ってしまうことに要注意です、というお話に受講生の皆さんは深くうなずいていました。
第2回 6月21日(水) 「フレイル予防でいきいき大作戦!!~講話と軽体操」
東北文化学園大学医療福祉学部の三木千栄先生をお招きし、フレイル予防についての講話を聞きながら、合間にストレッチや軽体操にも取り組み、軽く汗をかきました。先生の和やかなお話で笑顔になりつつ、運動や活動が疎かになっていないかを振り返り、地域のイベントへの参加や、普段の家事等を通じてフレイル予防ができることを学びました。
第1回 5月17日(水) 開講式・記念講演
令和5年度 西多賀寿大学の開講式を行いました。また、仙台オープン病院の歯科医長 千葉 高大氏による記念講演「『口腔ケア』は健康づくりの基礎」をお聞きしました。講演では歯の健康が毎日食事を楽しむためにだけではなく、加齢とともに生じてくる様々な健康問題とも深く結びついていることを学びました。受講生の皆さんは歯磨きなどの口腔ケアの重要性をあらためて実感されていました。
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