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更新日:2025年10月15日

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老壮大学「多聞塾」
多聞塾第5回(最終回)を開催しました。
演奏会「マンドリンコンサート」・閉講式
令和7年10月11日(土曜日)10時から11時30分
寺岡市民センター多目的ホール

多目的ホールにて、老壮大学「多聞塾」最終回となる第5回を開催しました。11月1日から大規模修繕により休館になるため、今年度最後の「多聞塾」は、今年で創立101年目を迎えた歴史ある「仙台マンドリンクラブ」をお招きして、「マンドリンコンサート」を開催し、受講生以外の方にも楽しんでいただけるよう公開講座としました。
第1部は総勢20名によるマンドリン・マンドラ・マンドセロ・ギター・フルートによる合奏で、「歌のつばさに」「となりのトトロ」「アメリカンムービー・コレクション」など、馴染みのある曲を披露していただきました。

第2部はマンドリンとギターの二重奏による演奏でした。クラシックからポップス、歌謡曲と多岐にわたるジャンルの演奏に参加者は懐かしい気持ちを抱いていたようです。特に歌謡曲では「あなた」や「夜明けのスキャット」など青春の思い出の歌が流れると、会場から口ずさむ声も聞かれました。
「演奏もとてもすばらしかったですが、司会の方のお話もユーモアありで、楽しかったです。マンドリンの優しい音色に癒されました。」「マンドリンの音色の良さ、改めて再認識しました。とてもすばらしく良かったです。また聞きたいと思います。」「素敵なメロディを聞かせていただき、とても楽しかったです。二重奏の曲も心に響きました。」「明るく軽やかな音色がとても楽しかった。合奏されている皆さんの表情を見ているのも楽しかった。」「マンドリンの音色を初めて生で聴いたが、よく響いて表情があってよいものだと思った。」「ゆっくりと生の音楽を楽しむことができ、素敵な時間を過ごせました。」などの声が多く聞かれ、来館された皆さんがそれぞれにいい時間を過ごされたように感じられました。
演奏会が終了したのち、閉講式を行い、今年度の老壮大学は終了となりました。今年度も大勢の方々に参加していただきありがとうございました。
多聞塾第4回を開催しました。
講話「今日から始まる健腸生活~腸は健康の源」
令和7年9月4日(木曜日)10時から11時30分
寺岡市民センター第2・第3研修室

多聞塾第4回は、地域活動として健康教室や出前授業を行っている「宮城中央ヤクルト販売株式会社」の管理栄養士である菊地佐也佳氏をお招きして、腸が「健康の源」である理由、健康チェックのために「うんち」を知る、「快腸」になるための秘訣などをお話ししていただきました。
腸内の乳酸菌などの有用菌が大切だということはメディアでもよく取り上げられていますが、今回はそれにもう一歩踏み込んだ「うんち」について詳しく楽しくお話ししていただきました。講師の「大便は、体からの大事な便りです。」との言葉に、受講生の皆さんは笑いながらも納得顔でした。「「健腸長寿が目標となりました。」「栄養の吸収、免疫力の働きなど、腸が大切な理由がよくわかりました。便からの便りも注意したいと思います。」などの感想が聞かれました。快腸になるためのアドバイスもたくさん教えていただいて、終了となりました。
多聞塾第3回を開催しました。
演奏「鶴女房」「花さき山」音楽に寄せて
令和7年7月3日(木曜日)10時から11時30分
寺岡市民センター第2・第3研修室

多聞塾3回目は、演奏家として仙台の公共施設やホテルのロビーや商業施設などで、ピアノ演奏、弾き語りなどの活動をされている緒方早紀子氏をお迎えして「鶴女房(鶴の恩返し)」「花さき山」の絵本をピアノで弾き語りしていただきました。絵本の語りの合間に歌とピアノ演奏がちりばめられ、「このような形のピアノの弾き語り、朗読と共に非常に興味深かった。」「このような形のピアノ弾き語りを初めて聴いて、感動しました。」などの声が多く聞かれました。また、「清々しい澄んだ声での歌、すごく気持ちが良かったです。この夏の清涼剤でした。」「素敵な歌声と音楽が、絵本の魅力を引き立ててくれて、聞き入ってしまいました。」「とてもゆったりとした気持ちで良い時間を過ごせました。」などの感想も聞かれ、受講生には、癒しの一時を過ごせていただけたようでした。
多聞塾第2回を開催しました。
実技「脳がよろこぶシナプソロジー」
令和7年6月5日(木曜日)10時から11時30分
寺岡市民センター多目的ホール

多聞塾の2回目は、シナプソロジー教育アドバンストレーナーの金森千穂氏を講師にお迎えしてシナプソロジーによる脳と身体の機能活性化を図りました。シナプソロジーとは、「2つのことを同時に行う」「左右で違う動きをする」といった、普段慣れない動きで脳に適度な刺激を与え、脳を活性化するメソッドです。脳の機能を向上させるためには、
1.新しい体験をする
2.バランスの良い食事をとる
3.適度な運動を行う
4.適切な休養・睡眠をとる
5.人とのコミュニケーションを増やす
などを意識して生活することが大切だそうですが、今回の講座では、新しい体験をしたり、適度な運動をしたり、人とのコミュニケーションをとることを重点的に行いました。何気ない動きも意識して行うことで運動になるとの講師の言葉に運動が苦手と感じている受講生も日常での生活で活かしていきたいと思うようになったそうです。他にも「体を動かしながら、初めての人と話し合う事が出来て大変良かった。」「久しぶりに体を動かし、楽しかった。メンバーの人(受講生)のことを沢山知ることも出来て良かった。」「手軽な運動で、心も体もぽかぽかでした。とても楽しい時間を過ごせました。」「初めての体験でとても楽しかった。」などの感想を沢山いただきました。
多聞塾第1回を開催しました。
「開講式」・講話「平和外交使節としての支倉常長ー慶長遣欧使節と新時代」
令和7年5月8日(木曜日)10時から11時45分
寺岡市民センター多目的ホール
令和7年度の受講生は81名です。今年度は、今秋より寺岡市民センターの大規模修繕の予定があるため、例年に比べ開催数が少なく、全5回の開催となります。少ない回数の開催となりますが、よろしくお願いいたします。
今回は、石巻市にある「宮城県慶長使節船サン・ファン館」の館長平川新氏を講師にお迎えして、16世紀の日本を取り巻く世界の情勢に日本の人々がいかにして対応したのかをお話しいただきました。参加された皆様からは、「興味深い話が次々と出て来てたいへん面白かったです。」「ヨーロッパが世界を席巻していた大航海時代に日本が世界と堂々と渡り合い、植民地化を免れたことはすごい事だと思います。」などの声が聞かれ、当時の歴史に対する認識が変わって興味が湧いたと大変好評でした。
講話の後、今年度の多聞塾の開催についてのオリエンテーションを行い、終了しました。
