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更新日:2025年3月25日
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令和3年度 市民企画講座「三本松から音楽の風をPartⅡ~スプリングコンサート」講座レポート
令和3年度 市民企画講座「三本松から音楽の風をPartⅡ~スプリングコンサート」講座レポート
2022年3月10日
令和4年3月5日(土曜日)TAKE/TO(テイク・ツー:大友憧山氏・平澤真悟氏・相澤 菫氏)をお迎えして「スプリングコンサート」を開催しました。
TAKE/TOは令和3年の秋から始動したばかりの尺八二本とエレクトーンのユニットです。
広い体育館で新型コロナウイルス感染防止対策を講じ、約60人の方々が静かに様々な楽曲を堪能しました。
「栄光の架け橋」「瑠璃色の地球」など耳慣れた曲の後、平澤氏が尺八で「ラスコーの壁画」を独奏。その繊細で力強い演奏に会場全体が引き込まれました。
尺八の名前の由来や長さによる音色の違い、音の上げ下げの首振りなど丁寧にご説明を受けた後、大友氏と平澤氏の尺八二重奏「この道はVo.1」をご披露いただきました。
エレクトーン担当の相澤さんが作曲した「ルフラン」は、柔らかく心地よい…心が浄化されるような音色。
日本の伝統楽器と日本で生まれた電子楽器が結びついて奏でる音楽は、尺八のこれまでの概念を大きく飛び越え、新鮮な印象を与えてくれました。
最後は「情熱大陸」でしたが、拍手鳴りやまず、アンコールで「恋のバカンス」をご披露いただき終演となりました。
市民企画講座としてのコンサートはこれで一旦終了しますが、企画員の皆さんは次年度以降も「音楽の風ボランティア」として市民センター主催事業に携わっていただくことが決まっています。「三本松から音楽の風を!」を今後もよろしくお願いいたします。
《参加者の感想》
- 尺八のイメージが変わりました。和ものとだけでなく洋ものとも合わせられるのですね。尺八の演奏できる人がもっと増えて日本独特の楽器を広めてほしいです。いろいろな場所での演奏、がんばってください。
- TAKE/TOのファンになりました。
- 尺八がこんな素晴らしい音がでることに感銘を受けました。一本の竹がまさしく洋楽器のようです。
- コロナ禍で久しく生演奏に出会っていなかったので感動で涙が止まりませんでした。企画してくださった方々、演奏者の方々に感謝いたします。コロナで壊れた心が癒されました。