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更新日:2025年3月25日
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令和4年度 松陵シニアカレッジⅡ
令和4年度 松陵シニアカレッジⅡ
2023年1月15日
第6回「言葉の力、生きる力」
2月10日(金曜日)の第6回は、長年仙台を拠点にフリーアナウンサーとしてはもちろん幅広い活動をされる渡辺祥子さんをお招きし、「言葉」について講話いただきました。
朗読を聴いたり、早口言葉に挑戦したりと様々な内容でしたが、印象的だったのは「言葉」は単なる記号や情報伝達の手段だけでなく、言葉を発するその人の存在を表すということでした。同じ言葉でも表情や態度、声の大きさ、使う人によって伝わり方が違うということを改めて教わり、皆さん頷かれていました。
講座終了後には「言葉の大切さ実感しました。最高の講義を聴かせていただきました。」や「ポジティブな言葉を常に発していきたい」などの感想をいただきました。
第5回「歌あり・ものまねあり・漫談あり・五木ぴろしの新春お笑い演芸会」
1月13日(金曜日)の第5回は、町内会や高齢者施設などで活躍されている五木ぴろしさんをお招きして、お笑いの演芸会を行いました。
持ちネタのものまねや歌を披露されると、皆さんからクスクスと笑い声が聞こえてきました。
途中では受講生も前に出てきてもらい、一緒になって懐かしの昭和歌謡曲を歌いました。皆さん最初は戸惑いながらも徐々に慣れ始めて最後にはすごく盛り上がることができました。
受講生の皆さんからは「新春にふさわしく楽しい講座でした」「楽しい時間を過ごすことができました」などの感想が多く寄せられました。
第4回「クラシック音楽を聴いてみませんか」
12月9日(金曜日)の第4回は、東北生活文化大学短期大学部 生活文化学科 子ども生活専攻 准教授の阿部陽子先生に、クラシック音楽についてのお話を伺いました。
時代ごとに作曲家を紹介していただき、その代表的な曲をCDで聴かせていただきました。誰でも一度は聴いたことがある名曲に皆さん興味津々です。また、作曲家の知られざるエピソードなども織り交ぜながらお話しいただき、とても楽しいひとときを過ごしました。
途中、先生がピアノで「エリーゼのために」「ノクターン」を弾いてくださいました。皆、生演奏の素晴らしさにしばし酔いしれ、終了後には拍手喝さいとなりました。受講生の皆さんからは、「これまでクラシックを余り聴く機会がなかったが、これから聴いてみようと思う。よい機会をありがとう。」「体系的に説明していただき、わかりやすくて良かった。」「生演奏最高でした。ブラボー!」との感想が多く寄せられました。
第3回「仙台味噌ものがたり」
11月18日(金曜日)の第3回では、宮城県職員の方が、会場に出向いて講座を行うみやぎ出前講座を行いました。その中で、今回は宮城県産業技術総合センター 食品バイオ事業部の主任研究員 小山誠司先生に、仙台味噌をテーマにお話いただきました。
はじめに、味噌の消費動向や味噌の基礎知識について伺いました。年々味噌の消費量が減っていること、年齢が高いほど味噌の購入量が多く、味噌汁を作る回数も多いことなどを教えていただきました。
また、味噌の起源や歴史なども伺い、皆興味深く先生のお話に聞き入っていました。
後半は、仙台味噌の定義や特徴、そして、宮城県味噌醤油工業組合がやっている仙台味噌というブランドを守るためのさまざまな活動などを紹介していただきました。
最後に、高価で色の濃い辛口の仙台味噌は、低価格で健康志向の昨今、苦戦を強いられていますが、「味噌汁の塩分はわずか1%で、具を増やすことで味噌の量が減り、より塩分を減らすことができるので、ぜひ仙台味噌で具だくさんの味噌汁を作って食べてください」とのお話に、大きくうなずく皆さんでした。
第2回「伊達政宗 その呼び名をめぐって」
10月14日(金曜日)には、仙台市博物館学芸企画室の明石治郎先生を講師にお招きして、伊達政宗の呼び名についてお話いただきました。
政宗の呼び名はさまざまあり、古文書に見られる例だけでも、伊達次郎、羽柴越前守、仙台宰相など、地位や官職などによって変化したこと、あだな・通り名には、独眼竜、伊達、政宗の3つがあることを伺いました。
そして、3つそれぞれの呼び名にまつわる文献をとり上げ、一つ一つ丁寧に解説していただきました。中でも、『貞山公治家記録』には、政宗の肖像についての遺言の記載があり、そこには、疱瘡で失明したが、生まれつき片眼ではないので、像を造る際には両眼で造るようにと記されている、だから、公式の肖像画は両眼になっているとの説明に、皆大変興味を惹かれたようでした。
参加者の方々からは、「詳しく解説していただき、大変参考になった。」「おもしろい内容で、とても丁寧だった。」などの感想が聞かれました。
「松陵シニアカレッジⅡ」は、老壮大学「松陵シニアカレッジ」の選外となられた方を対象に、9月より月1回、さまざまなテーマで学習を行っています。
第1回「口腔ケアは健康づくりの基礎」
9月9日(金曜日)の1回目は、仙台オープン病院歯科部長・口腔管理センター長の園部英俊先生をお迎えし、口腔ケアの大切さについてお話いただきました。
歯周病は成人の約8割がかかっていること、初期には自覚症状がないため、気づかないうちに進行してしまうこと、また、歯周病が全身の健康に影響することなどを伺いました。糖尿病、誤嚥性肺炎、脳梗塞などのリスクが高まるというお話を聞き、皆さん、自身の歯の健康に対する意識が一段と高まったようでした。
後半は正しい口腔ケアの方法を教えていただきました。歯ブラシの選び方や歯の磨き方、歯間ブラシや糸ようじの使い方まで、写真を交えて大変わかりやすくお話しいただきました。
受講生の方からは、「歯科医院に通っていてもここまでていねいに教えていただいたことはなく、大変参考になった。有意義な講義だった。」などの感想をいただきました。
お問い合わせ
松陵市民センター 電話375-8101