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更新日:2025年3月25日
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令和6年度 市民企画会議「ウェルカム地域交流企画会」
令和6年度 市民企画会議「ウェルカム地域交流企画会」 講座レポート
2024年12月19日
高森地域では世代を越えた交流の場がなく、高森地区と高森東地区は造成年代の違いから、両地区が一体となって開催する行事もあまりなかったため、平成18年より両地区の社会福祉協議会と市民センターが共催して地域交流事業を開催してきました。
この流れを受けた令和6年度の市民企画会議では、高森地域が団地造成から半世紀近く経過し、高齢化や独居化が課題であり、その地域課題に取り組んでいる地域諸団体も次世代への活動の継承が課題であることが話し合われました。
その結果、令和6年度は、これまで同様の地域交流・地域活性化はもとより、地域資源である高森東公園の活用とSDGsの「陸の豊かさも守ろう」への貢献、さらには高齢化および独居高齢者の増加と、この地域課題に取り組む地域諸団体の担い手不足への対応までも視野に入れ、これらの目標の達成や、これらの課題の解決に役立つ講座を企画・実施することを目指しました。
しかしながら、これらの目標や課題のすべてを満たす解となる講座を立案することは容易ではありません。
そこで、これまでよりさらに多くの地域団体のメンバーの方や、森林アドバイザー(レンジャー)の方を新たに市民企画員にお迎えしたり、これまでは講座当日のみに運営をお手伝いいただいていた(地域諸団体のメンバーを始めとする)ボランティアの皆さんに、講座準備説明会からご参加いただいたりすることによって実現できた講座が、ウェルカム地域交流「自然観察~秋の高森東公園を探検しよう」です(ウェルカム地域交流「自然観察~秋の高森東公園を探検しよう」の講座レポートもぜひご覧ください)。
地域資源である高森東公園を活用した、お子さんからご高齢の方までお気軽にご参加いただける自然観察会で、自然の不思議さに目をみはる体験やドングリのコマ作りなどを通して異世代が交流し、ご参加くださった皆さんと、ボランティアで受付や解説を務めてくださった地域諸団体の皆さんとが、顔の見える関係を築く機会となりました。
ボランティアスタッフの紹介として、地域諸団体やその活動(催し)もご案内しました。今後、講座にご参加くださった皆さんの中からも、地域諸団体の催しに参加なさる方や、地域諸団体の担い手となられる方が増え、さらに高森地域が活性化していけば幸甚です。
高森東公園の活用や地域諸団体のご紹介が、地域資源(自然資源・人材資源)ひいては地域の魅力の発信や発見となり、ご参加くださった皆さんの高森地域への愛着が深まったり、身近にある自然の豊かさや大切さを実感なさって、自然との共生をお考えになる機会になったりしたのであれば、これに勝る喜びはありません。
末筆ながら、市民企画員やボランティアスタッフを務めてくださった皆さんと、自然観察会にご参加くださった皆さんに、衷心より御礼申し上げます。ありがとうございました。
※運営ボランティアの皆さんのご意見ご感想
- 疲れた
- 廻り方の工夫を
- 最後まで回れない方もいらしたのでは……
- 小さいお子さん連れの方は、寄り道あり、コース脱線あり、それも良かったと思う
- 座るところが欲しかった
- (ドングリのコマ作りで)小さなお子さんが電動工具を使いたがり(安全に)気を遣った
- スタッフの人数が良かった
- 事前説明がありスムーズだった
- 「結いの会・高森東」の行事みたいだった
- お子さんはあまり関心がないようで、大人の方がよく(解説を)聞いてくれた
- 広報の仕方は?子どもに向けてなの?
- 地域行事の中で呼びかけすれば効果あるかも
*各回の開催状況につきましては下記のPDFをご覧ください