令和6年度 まつもり健康講座
2025年1月28日

令和6年度 まつもり健康講座 ⑧「体力測定~自分の筋力を、再確認!~」講座レポート
2024年1月28日
令和7年1月10日
年が明けて1月となりました。
年末年始は肌寒く、家で過ごすことが多いことから、からだを動かす機会が減り、体力が落ちてしまいがちです。
何事も毎日の積み重ねです、体力づくり、健康づくりもまずはからだを動かすところから、少しずつでもこつこつと行っていくことが肝要です。
まつもり健康講座も、今回で最終回です、最後の講座は「体力測定」。
さあ、初回で行った体力測定から、数か月。自分の身体はどうなっているのか?講師にいずみの杜診療所 理学療法士 望月 昴 氏を迎え、各種測定と、日々の生活の中で「継続できる」体力アップのための運動を学びます。
まずは体力測定、初回と同じメニュー「握力」「片足立ちによるバランス」「歩く速度」を計測していきます、受講生の皆さんは真剣な表情で計測に臨んでいました。個人で結果は様々で、多くの方が「初回よりも良い」という数値だったようです、特に片足でのバランスは講師の設定した制限時間をらくらくと超える方もおり、これには講師もおどろきでした。
しかし、だからといって気を抜いてはいけません。講師によると、やはり、大切なのは「毎日の継続」だということです。ここで良い成績であったとしても、安心して何もしないと、3日後、1週間後にはどうなっているかわかりません。
それに、せっかく積み上げてきたのですから、更なる体力、筋力アップを目指したくなるものです。
ということで、後半は「トレーニング」。体力測定の結果を基に、体力と筋力の維持、良いところは伸ばしてゆきます。
まずはイスに座っての足の上げ下げからのキープ、手を伸ばしての指開き、立って足踏み、片足を持って伸ばす、そして最後はスクワットと、寒い中ですが、じんわりと体が温まってきて、汗ばんできます。受講者の皆さんは元気に、きびきびと体を動かしていました。ここで学んだ運動は特別な器具もいらず、日常のちょっとした時間にもできて、続けていけばきっちりと効果が出るものだそうです。
講座後のアンケートでは「参加してよかったです、もっと体のつづくかぎり参加します」「とても楽しく良かった、ためになった、実行しやすくやってます」「年齢を重ねても体力を保つことができるよう、これからもお力添えください」などの声が寄せられました。
これで令和6年度のまつもり健康講座は終了となります。学んだ様々な運動を、毎日に活かしていきましょう!!「継続は力なり」!
令和6年12月13日
※まつもり健康講座⑥は「ぽっ♡カフェ」との合同開催となります。レポートは「ぽっ♡カフェ」のページを参照ください。
12月となりました。
気温も先月からさらに下がり、本格的に「冬」の季節となりました。
体調を崩しやすい季節です、今回はからだを動かすことから健康を学ぶのではなく、管理栄養士の浅野 ゆか先生を講師として迎え、座学で「栄養と食事」を学び、フレイル予防など、健康維持に役立つ「バランスの良い食事」を考えます。
それと同時に、体力低下によるフレイルもまた、大きな課題です。
太りすぎもよくないですが、やせてきても要注意です。両方の予防に役立つのはやはり適度な運動と「栄養の管理」つまり食事の改善です。バランスの良い食事をとり、口腔ケアも欠かさないことが健康の秘訣ということでした。
バランスの良い食事とは、「3食をしっかりととる」「1日2回以上、主食(米など)、主菜(肉・魚)、副菜(野菜)を組み合わせて食べる」「いろいろな食品を食べる」のが大事とのこと。
特にフレイル予防では「たんぱく質」を摂ることが重要になります。特に高齢の方は加齢とともに筋肉となるたんぱくの合成が遅くなるため、より一層たんぱく質を摂ることが大切だということです。
さらに今回は常備しやすい食材を使って、いつもの食事に添えるだけで、手軽にたんぱく質を補える料理のレシピを学びました。
さばの缶詰にひじきの炒り煮、煮豆など、ちょっとした惣菜も混ぜ合わせるだけでバランスの良い料理となります。調理済みのものを混ぜ合わせるだけなので、調味料もいりません。試食の時間では「おいしい」「簡単で良い」と受講生から声が上がっていました。
先生からは、何より大事なのは、たくさん食べて、たくさん出かけて、そしてたくさん「笑う」こと。だということです。
毎日しっかり食べて、しっかり歩いて、しっかりと楽しむ、いくつになっても楽しくあるのがいちばんの健康法です。
講座後のアンケートでは「とても楽しく、又、おいしくいただきました」「こんな簡単に一品料理ができて誰にでもできるのがgood!」「肉があまり好きでないので、たんぱく質のとり方がよくわかった、豆の使い方もいろいろあることがわかった」「フレイルの正しい知識、定義を教えてもらってよかった」などの感想をいただきました。
さて、次回でいよいよまつもり健康講座も最後となります。
最終回は「体力測定」。
第一回での体力測定結果から、受講生の皆さんはどれだけ変わっているか?
1年の総決算、お楽しみに!
令和6年11月8日
先生からは「練習すればできるようになります、脳トレを兼ねたリズム体操を毎日やれば、日々の健康だけなく、認知症予防などにもつながったりします」とのことでした。
令和6年9月13日
令和6年度 まつもり健康講座④
「足つぼマッサージ」
9月となりました。
暦の上では「秋」となっていますが、まだまだ暑さが続いています。残暑の健康元気な過ごし方、今回のまつもり健康講座は「足つぼマッサージ」です。
今回は若石足もみサロンさくら館 内山 心葉 氏を講師に迎え、健康に役立つ「足つぼ」を色々な体操を交えて学びます。
最近の夏は特に暑く、水分不足だけでなく、摂りすぎでの不調もあるとのこと、まずは「舌」の体操からはじめます。口のなかで右にぐるぐる、左にぐるぐる、舌を出したり、頬を押したり・・・やってみると意外に難しいです。舌は筋肉でできており、これも立派な「筋トレ」です。毎日続けていく事で、美顔と嚥下予防の効果があるとのこと。
続いては本題の足つぼマッサージです。「足はからだ全体、足はからだの鏡」といわれており、足には反射区という身体の部位に対応するつぼがたくさんあります。それを刺激することで活力を引き出します。
先生と受講者の皆さんとの対話のなかで挙げられた気になる部分、「肩「首」「胃腸」のつぼを全員で揉んだり、擦ったり、たたいたりして、刺激を与えていきます。先生の話では「足は脳に情報を与える機関で、平衡感覚を働かせる、どの指も大事ですが、特に親指が大事!」とのこと。受講者の皆さんは真剣に話を聞き、足もみを実践していました。さらに、身体を手で回すように擦ってリンパの流れを良くする体操、そして最後の仕上げとして、大小突起のついた足踏みボードを利用しての足踏み体操を行いました。足踏みボードからの刺激は新鮮で、踏み方のひとつひとつで大いに盛り上がりました。皆さんきっちりとやり切り、すっきりと気持ちよく、笑顔で講座は終了となりました。
講座後のアンケートでは「足つぼマッサージ、大事ですね、家でも頑張ります」「舌マッサージ、初めて知りました。楽しく教えてもらってからだもらくになった様です」「足と頭痛の関係、楽しく教えていただき、家でもやります」など、継続への意欲が感じられる感想が目立ちました。
令和6年7月12日
令和6年度 まつもり健康講座③
「音楽で元気に!心とからだの楽しい音楽ケア」
7月となりました。
今年も暑い季節がやってきました。日々高まる気温に夏を感じるなか、まつもり健康講座「音楽で元気に!心とからだの楽しい音楽ケア」の開催です。
今回は元気配達人タクト 青沼 一美 氏を講師に迎え、音楽に合わせて気持ちよく声を出すことで、楽しくリフレッシュ!心とからだの活力アップを目指します。
音楽ケアにはいろいろな効果があり、先生のお話によりますと、特に効果的なのは「ストレス発散」とのこと。その他にも「うつ」などの軽減や、心肺機能の向上などにも効果があるとか。
最近のじっとりと蒸し暑い夏は、ただ外に出るだけでも、中にいても冷房などのせいで「バテて」しまいがち。音楽ケアを行うことは身体にとってもいいことだそうです。
そして運動の嫌いな方や苦手な方でも簡単に楽しくできることも良い所だということです。
いざ開始!
最初はなかなか出づらかった声も、途中途中に脳トレも兼ねた音楽ゲームを行うことで、だんだんと皆さんの声が大きくなり、笑顔も多くなってきました。
最初の固さはどこへやら、時間と共にじょじょに歌声に元気が乗りはじめ、いきいきとした活力がみられる笑顔いっぱいになり、思わずからだが音楽に合わせて動いてしまうなど歌の力、音楽の力がよくわかる講座となりました。
そして気が付いてみればあっという間の90分。全11曲を見事皆さん完走で歌い切りました。
最後にアンコールとして12曲目「仰げば尊し」の合唱で、今回の「音楽ケア講座」卒業式です、先生の演奏のもと、司会者より受講生の全員の名前がよばれ、元気に「はい!」と応えることで、講座終了となりました。
講座後のアンケートでは「久しぶりに大きな声で歌いました、とても楽しかったです」「声は出なかったですが、とても楽しかったです、身体がほぐれた様です」
「とても楽しかったです、又音楽で元気に!リピートお願いします」など、楽しさいっぱいの感想をいただき、「歌い足りない、まだまだ!」と次回を望む声が多い講座となりました。
令和6年6月14日
令和6年度 まつもり健康講座②
「転びにくい身体をつくろう!」
6月となりました。今年は空梅雨か?という雨が少ない日が続いています。高まる気温に少し早い夏を感じるなか、まつもり健康講座「転びにくい身体をつくろう!」を開催しました。
今回は株式会社マルシンク 薄井 愛 氏を講師に迎え、転びにくい身体づくりのためのいろいろな運動を学びます。
日常生活の中での運動の機会、方法を知る機会がなさが、体力の低下や、関節のトラブル、フレイルへとつながってしまいます。
転びにくい身体をつくることは転倒・介護予防、フレイル予防、そして日々の健康づくりにつながります。
運動には大きく分けて「有酸素運動」「ストレッチング」「筋力トレーニング」「バランス運動」があり、それぞれ得られやすい効果が違うそうです。ひとつの運動に偏らないように行うことが大事とのこと。例えば、ウォーキング、ランニングなどは有酸素運動で心肺機能の向上には役立ちますが、筋力の向上などには向きません。スクワットや腕立てなどは筋力トレーニングですが、柔軟性の向上には「ストレッチ」のような体を柔らかくする運動が良い…というように、ひとつひとつをうまく組み合わせて行うことで大きな効果を得られるそうです。
転びにくさに役立つのは関節をやわらかくする「ストレッチ」と、歩く、立ち上がるなどの動作を行う「筋力トレーニング」。
受講生の皆さんは説明を聞きながら、ひとつひとつ、ていねいに行っていました。椅子を利用してのストレッチから、スクワット、マットを敷いての足裏伸ばし、腹筋など、講師の先生の講話では、今回の運動は日常生活のなか、寝る前、テレビを見ている間などちょっとした時にでもできるもの、運動の習慣づくりが大事だということでした。
最後はマットの上で心地よくリラックス。良い汗を流し、気持ちよく終了となりました。
講座後のアンケートでは「転びやすくなったなあと思っていました、今後運動を参考に日々やっていきたいと思います」「スクワット、足幅があまり開かなくてもいいとは初耳でした」「日常、今回の運動を常に考えて実行します」など日常の中に取り入れていきたい、という感想が目立ちました。
令和6年5月10日
令和6年度 まつもり健康講座①
「やってみよう!体力測定」
陽光まぶしい新緑の季節、令和6年度まつもり健康講座がスタートしました!今年度も、地域の皆さんの健康と元気を応援します。
今回行うのは体力測定。最近は感染症の影響で外出や運動の機会が少なくなり、体力の低下が懸念されます。昨今、個人だけでなく地域の課題となっているのがフレイル予防です。まずは自分の体力を知ることで、自身の「体力アップ」の課題を知ることができます。
4つのグループに分かれて体力測定、いざ、実践!握力はどれくらい?バランス感覚は?歩く速さは…現在の体力を測ることで、それぞれの課題が見えてきます。「思ったよりいい結果が出た」という声もあり、「握力が左右で違うね」という声もあり、各々でおどろきの声が上がっていました。
今回の結果と比較する最後の体力測定は令和7年1月に行います。さて、今年度のまつもり健康講座の中でどこまで受講者の皆さんは「体力アップ」することができるのか!?皆さんは今から運動への関心が高まっているようでした。
講座後のアンケートでは「自分の体力がどの程度なのかいろいろ楽しく測定できました」「次回までトレーニングしてこようと思います」などの声や「月二回の開催にしてほしい」などの要望も寄せられ、受講者の今後への意気込みがみられました。
ここまでが本文です。