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更新日:2025年3月25日
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令和6年度 松森ハートフルタイム「おとなが楽しむ朗読会」
令和6年度 松森ハートフルタイム「おとなが楽しむ朗読会」を開催しました
2025年2月21日
令和7年2月15日土曜日に、令和6年度主催事業「松森ハートフルタイム~おとなが楽しむ朗読会~」を開催しました。朗読は、2007年に松陵市民センターの主催講座から立ち上がったサークル「朗読・はぎの会」の皆さんが行いました。プログラムは「みちのく民話まんだら 民話のなかの女たち」より「猿の嫁ご」と「交響曲第九 歓びよ未来へ!~坂東俘虜収容所奇跡の物語~」の2作品でした。「猿の嫁ご」は、みやぎ民話の会の小野和子さんが収集した東北地方の女性たちにかかわる民話のひとつで、昔の農村の女性の背景なども語られました。「交響曲第九 歓びよ未来へ!~坂東俘虜収容所奇跡の物語~」は、1918年6月1日、徳島県鳴門市の板東俘虜収容所においてドイツ兵俘虜(捕虜)たちによって、ベートーベン交響曲「第九」が、アジアで初めて全曲演奏された時の物語です。歌に込められた寛容、平和への願い、生きていることの喜びであるということに感銘を受けました。
【参加者の感想より】
- 本の話が不思議な魅力をもって心に迫ってくる。「朗読」の良さがよく分かった。
題材となった選書が良かった。「猿の嫁ご」古老が語る時代背景も語られ、民話の懐の深さが分かった。 - 心に深くとどまり、無味乾燥の毎日に何かしら楽しみが増えました。
- しっとりと心をこめた語り口に引き込まれました。民話は思いがけないストーリーが楽しくその解釈は納得で聞き入りました。
- 皆様の思いを込めた朗読素晴らしかったです。心にしみ入りました。二つの題材にも感激いたしました。