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更新日:2025年11月27日

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令和7年度「みやぎの防災・減災ひろば」
仙台大志高等学校防災授業「クロスロード」
11月19日(水曜日)、仙台大志高等学校1年生の皆さんが防災授業で「クロスロード」を体験しました。
講師は、わしん倶楽部代表の田中勢子さんと大山真由美さん、黒田恵美子さんです。
グループに分かれ、「避難所での非常持ち出し袋」や「避難所とペット」、「避難所のトイレ掃除」など、判断に迷う3つの設問に取り組み、1問ごとに各自が「イエス」・「ノー」のカードを出して、選んだ理由を発表し合いました。
正解はありません。なぜ「イエス」を選んだのか、また「ノー」にしたのか、それぞれの意見に耳を傾け、災害の場でもいろいろな考え方や捉え方があることを学びました。
また、講師からも各設問の解説に合わせて、これまでに起こった災害についてのお話や、防災・減災に関する情報をいただきました。
災害はいつ起こるかわかりません。その時には、みんなで真剣に話し合ったこの学習体験をぜひ活かしていって欲しいと思います。


「乾物防災食を美味しく!part2」
10月25日(土曜日)、「乾物防災食を美味しく!part2」を開催し、わしん倶楽部代表の田中勢子さんを講師に、非常食の乾物を使った防災食を作りました。
今回のメニューは、「干し大根と煎り大豆の炊き込みご飯」「切り干し大根とツナ缶梅風味あえ」「乾物だけで作るお味噌汁」「干し人参と棒寒天のサラダ」です。
煮干しで出汁を取り、米を炊飯器にセットして炊き上がるまでの間に、講師よりいろいろな乾物の作り方や使用上の注意点などを学びました。干し椎茸の加熱が不十分だと”しいたけ皮膚炎”になる可能性もあるそうです。ご注意を!
続いて、みなさん手際よく具沢山の味噌汁やオレンジ風味の棒寒天サラダを作り、和気あいあいと調理を楽しみながら、乾物や非常食の情報交換の場にもなりました。
【参加者アンケート】
・乾物という一見地味な食品をあらためて見直す機会となり、知識をいただくとともに、すべて美味しくいただきました
・お味噌汁の具がたくさんでとても美味しかったです。いつもはやらない使い方も知ることが出来ました。
・明るく楽しい雰囲気で防災について学べました。今後このような取り組みがあれば参加させていただきたいです。




「災害拠点病院とは?」
8月2日(土曜日)、「せんだい女性防災リーダーネットワーク宮城野」と共催で「災害拠点病院とは?」講座を開催し、東北医科薬科大学病院助教の佐藤大氏を講師に、災害拠点病院の役割について学びました。
講話では「日本の災害対応体制」や「災害時の医療」を学習し、災害時の医療は「防ぎ得た災害死」をゼロにすることが目標であると教えていただきました。
続いて、「ワークショップ」では、「トリアージの演習問題」を講師と一緒に考え、また、グループごとに「住民のために病院にしてほしいこと」について話し合い、発表しました。
グループ討論では、熱を帯びた意見の交換が続いていましたが、時間の関係で終了としなければならなくなったことはとても残念でした。
今後もこのような災害や防災・減災についての講座を続けて発信していきたいと思います。
【参加者アンケート】
・なかなか聞く機会のない内容でよかった。
・とてもわかりやすかった。トリアージ等の実践的な方法を知れてよかった。
・災害拠点病院についての認識を新たにすることができた。
・災害拠点病院についてもっと知りたいと思ったと同時に多くの人に周知してほしいと思った。




「乾物防災食を美味しく!」
7月5日(土曜日)、わしん俱楽部代表の田中勢子さんを講師に、非常食の乾物を使った防災食を作りました。
調理を始める前に、乾物を使用する場合や自分で野菜の乾物を作る時の注意点を教えていただき、実習では「高野豆腐のシナモン風味フレンチトースト風」「アーリオ オーリオ ペペロンチーノ」「切り干し大根とツナ缶梅風味あえ」「いかくんで作るマリネ」などに挑戦しました。どれも美味しかった!
乾物防災食、簡単に作れて大変美味しく出来ました!



