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更新日:2025年3月25日

太白区 センタートップ

茂庭台市民センター

〒982-0252 仙台市太白区茂庭台4-1-10
電話番号: 022-281-3293 
休館日:月曜日、祝日の翌日、年末年始

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令和5年度 もにわだいを知って楽しく歩こう

もにわだいを知って楽しく歩こう 講座レポート

2023年5月2日

第1回 もにわだいを知って楽しく歩こう-2023-
~茂庭台の古道・歴史を訪ねて~

令和5年5月27日(土曜日)9時30分~12時00分

五月晴れの中、茂庭台の古道(今も生活道路として使用)を歩きました。
講師の方から「明治時代に大規模の山火事があったことから,火番兵(ヒバンペ)と呼ばれる監視役がいた」ことや,道端に咲いている草花の話など,茂庭台の歴史や地理に関するエピソードを楽しく話していただきました。

途中「岩の川」に架かる橋付近でカモシカに遭遇!
ガサガサという音が橋下の物陰から聞こえてきて「何かいる!」と身構えた瞬間,ドドドッ!と勢いよくカモシカが現れました。
カモシカが橋の上に登ろうとした矢先,目の前に人間がたくさんいるので驚いたのでしょう。
踵を返すように木の陰の方へ慌てて走り去っていきました。
思わぬハプニングでどよめきましたが,自然あふれる茂庭台ならではのひと幕でした。

そこから高田方面を通って本郷方面に歩いていきました。
大館山を右手に見ながら歩きましたが、大館山に近づくにつれ、曲輪(くるわ)があったとされる山が眼前に迫りました。曲輪(くるわ)とは,南北朝時代に大館(城)を守るために作られた砦だそうです。
茂庭台には歴史に関係する跡が残っていますが,詳細な資料がほとんどなく,調べるのは困難とのことでした。

曲輪を過ぎると山道のようなアップダウンの道になりました。
そのまま道なりに進んで、集落を抜け、本郷公民館で休憩。

本郷公民館の北にある峯岸観音堂に立ち寄った後,市民センターへ戻りました。
茂庭台地区の歴史や植物の話を聞きながらの2時間半は,あっという間に過ぎました。
参加者の皆さんからは「参加して楽しかった」「もう少しゆっくりを見たかった」などの感想をいただきました。

第2回 もにわだいを知って楽しく歩こう-2023-

令和5年10月21日(土曜日)9時30分~12時00分

秋晴れの中、茂庭台地域の中心部を歩きました。
市民センター東側の緑道を北へ進み、マンション敷地内を通りながら、樹木の説明を受けました。
庭木の王様と呼ばれる「モッコク」、キャラメルの匂いがする「カツラ」、木肌がツルツルしている「サルスベリ」、ピンク色の実をつける「コブシ」、難燃性の「ナナカマド」等、多様な樹木がありました。

パンダ公園と市営団地を抜けて進むと、「太白山が見える絶景ポイント」を紹介していただきました。
植栽の隙間から見える太白山は、「左右対称」で「海が見える」素晴らしい景色でした。

その後、茂庭台北入口信号機に繋がる通りから茂庭公園へと進みました。この通りにある「トウカエデ」「サンゴジュ」の特徴を聞きました。

続いて、茂庭公園、二丁目集会所を通り、茂庭台地区の外周部分を歩くと、大館山を望む眺望が開けました。
ここが「講師イチオシの絶景ポイント」で、参加者全員が素晴らしい景色に目を奪われました。

帰りは、茂庭台二丁目公園を抜け、「ハナミズキ」、「ヤマボウシ」が植樹されている通りを抜けて、市民センターへと戻りました。
秋の「もにわだいを知って楽しく歩こう」は、植物に関する話を楽しく聞きながら、色づき始めた茂庭台の中心部を歩く、あっという間の2時間でした。
参加者からは「知らないところに行けてよかった」「植物に興味がわいたので図鑑を調べてみたい」という感想をいただきました。