令和5年度 三本松老壮大学
2023年11月14日

令和5年度 三本松老壮大学 講座レポート
2023年11月14日
令和5年11月8日(水) 10:00~11:30
第6回「環境のお話と箸づくり」
今回の老壮大学は、仙台マイ箸作りの会代表の德田 実氏を講師にお迎えし、環境に関する講話とマイ箸作りを行いました。
德田さんがマイ箸作りを始めたきっかけは、建築現場で大量に発生する木材の端材を何とか有効活用したいという思いからだそうです。
マイ箸の材種は、秋田杉や青森桧葉などから自分の好きなものを選びます。
選んだ材種によっては削るのが大変なものもあるようで・・・。
久しぶりにカンナを触ったという方も多く、皆さん四苦八苦しながら作業していました。
それでも、講師の先生方に手助けいただきながら、皆さんそれぞれのマイ箸が出来上がりました!
あっという間の1時間半。楽しい時間を過ごせたようです。
♦受講者アンケート♦
•小学校時代の工作を思い出しました。無心に手を動かしました。楽しかったです。
•とても楽しく、無我夢中で作りました。
令和5年10月11日(水) 10:00~11:00
第5回「館外学習 地底の森ミュージアム」
今回の老壮大学は、館外学習で太白区にある地底の森ミュージアム(仙台市富沢遺跡保存館)を訪れました。
こちらのミュージアムでは、富沢遺跡から発掘された2万年前の旧石器時代の遺跡を保存し、公開されているそうです。
この日はお天気にも恵まれ、ミュージアムの外にあるアカエゾマツやチョウセンゴヨウなど様々な植物のお話も聞くことができました。
ミュージアム内に入ると、遺跡が発掘されたままの状態で展示されています。
皆さん興味津々でご覧になっていました。
旧石器人の活動を復元した映画を観たり、案内人の方の解説をきいたりしながら、楽しく2万年前の様子を学ぶことができたようです。
♦受講者アンケート♦
•一度見たいと思っていましたので楽しめました。
•2万年前の地底をはじめて見ました。
令和5年9月13日(水) 10:00~11:30
第4回「紅葉を描く」
今回の老壮大学は、東北福祉大学 地域創生推進センター 仙台元気塾の古瀬 布美子氏を講師にお迎えし、臨床美術の講座を行いました。臨床美術とは、上手も下手も関係なく、誰もが楽しみながら作品をつくることができるアートの一つです。
9月ということで、紅葉をイメージして作品を作っていきます。
丸めた新聞紙にアクリル絵の具をつけてポンポンと画用紙に色を付ける「ラギング」という手法で紅葉を表現していきます。
皆さん思い思いの色を使い、時間を忘れて夢中で描いていきます。
さぁ、出来上がりは・・・?
皆さんの素敵な作品は10月8日(日)から11月4日(土)の間、三本松市民センターまつりの展示スペースにて展示されます。
ぜひ見に来て下さいね。
♦受講者アンケート♦
•楽しく色遊びをすることができました。
•秋を感じてとても楽しかったです。
令和5年7月12日(水) 10:00~11:00
第3回「延ばそう、健康寿命!~身体を使った脳トレ」
今回の老壮大学は、元気配達人タクトの青沼 一美氏を講師にお迎えし、「元気に生きるために」というテーマでお話を聞いたり、脳トレや筋トレを行ったりしました。
今は人生100年時代。健康に生きるために必要なものとは・・・?
ずばり健康の三要素となるのは「栄養」「休養」「運動」でした。
私たちの身体を作る栄養の大切さをお話いただいた後、運動にあたる脳トレと筋トレを実践していきます。
青沼先生がお手本を見せて、受講生の皆さんがトライしてみます。
ところが「あれ?」という声が・・・。そう、実際にやってみるとこれらのトレーニングが難しいんです!
最初は苦戦しますが、青沼先生からは「練習すれば出来るようになります!」とのお言葉をいただき、皆さん一生懸命トライします。
受講生の皆さん、先生のユーモアのある語りとトレーニングで、笑いありの楽しい時間を過ごせた様です。
♦受講者アンケート♦
•自分の身体なのに思い通りに動かないことに驚きました。
•楽しく脳と体を動かすことができました。
令和5年6月14日(水) 10:00~11:00
第2回「江戸時代のアートな仙台—伊達綱村と堤焼、堤人形—」
今回の老壮大学は、仙台市博物館の学芸員である寺澤 慎吾氏を講師にお迎えし、「江戸時代のアートな仙台」というテーマでお話いただきました。
三本松市民センターが位置する堤町は、かつて焼き物の町として栄えていました。
その堤町の歴史を博物館の豊富な史料と共にたどっていきます。
堤焼は、江戸の陶工・上村万右衛門を仙台藩4代藩主・伊達綱村が招き、陶器を焼かせたのがはじまりと考えられているそうです。
昭和時代には、民藝運動の父である柳宗悦が「仙臺の人達はこの窯の雑器をもっと重くみるべき」等、堤焼を評価する言葉も残していました。
現在は、堤町の窯の火は消えてしまいましたが、堤人形は伝統を受け継いで制作を続けている方々がいらっしゃいます。今後も歴史を紡いで欲しいと思います。
受講生の皆さんは、堤町の歴史を学ぶことができ、充実した1時間を過ごせた様です。
♦受講者アンケート♦
•堤焼・堤人形の歴史・概要良く理解できました。
•江戸時代の詳しい説明で大変勉強になりました。
令和5年5月10日(水) 10:00~11:15
第1回「コーラス三本松&星久美子先生の記念コンサート」
令和5年度の三本松老壮大学が開講です。今年度は42名の申込がありました。
新年度最初の講座は、三本松老壮大学のサークルとして活動されているコーラス三本松の皆さんの発表会と、サークルでご指導いただいている星 久美子先生の記念コンサートです。
コーラス三本松の皆さんは、コロナの影響で練習の休止を余儀なくされたり、発表の機会が中々なかったり等色々あった中、地道に練習を重ね、今回の発表会では見事に日頃の練習の成果を発揮することができました。コーラス三本松で講師を務めていただいている星 久美子先生は、プロの声楽家としてご活躍されておりその歌声は圧巻でした。学生時代の裏話も交えながらの楽しい進行と美しい歌声で、皆さん楽しいひと時を過ごせたようです。
♦受講者アンケート♦
•活力をいただきました。
•とても楽しく聴きました。
ここまでが本文です。