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更新日:2025年3月25日

太白区 センタートップ

茂庭台市民センター

〒982-0252 仙台市太白区茂庭台4-1-10
電話番号: 022-281-3293 
休館日:月曜日、祝日の翌日、年末年始

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令和4年度 もにわだいを知って楽しく歩こう

令和4年度 もにわだいを知って楽しく歩こう

2022年10月29日

第4回もにわだいを知って楽しく歩こう2022-秋編-「茂庭台の古道・歴史を訪ねて」

10月29日(土曜日)に、今年度第4回目の「もにわだいを知って楽しく歩こう-秋編-」を開催しました。

今回は茂庭台地域の北側の古道を主に辿るコースを歩きます。当日は、12名の受講生が参加しました。

秋晴れのとても気持ちの良い青空の下でのスタートを切ることができました。市民センターを出発し、5丁目から梨野地区へ抜けて、神明社、梨野の古碑群、立石古碑群、水洞門、立石神社へ向かい、古道を辿りながら、各所で講師の菊地さんの説明を受けました。

正午過ぎに市民センターに到着し、皆で無事に帰ってくることができました。

「住んでいる街のことが色々知ることが出来て楽しかったです。」「昔から住んでいるが、新発見することがあり、勉強になりました。」等の感想が寄せられました。

講師の菊地さん、ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました。

第3回「茂庭台の今と昔」

第3回目は、9月17日(土曜日)に、梨野地区に昔からお住まいの茂庭台学区町内会連合会の沼田会長をお招きし、「茂庭台の今と昔」をテーマにお話をお伺いしました。当日は13名の受講生が参加してくださいました。

はじめに、昔の梨野地区の様子の話を聞き、茂庭台団地が出来るまでの様子などをお伺いしました。昔の梨野地区は仙台のチベットとも呼ばれていたそうで、ひと山ふた山を越えて行かなければならない地域とも言われていたそうです。梨野地域では、こんにゃくいもの栽培や稲作や大麦の栽培がさかん行われ、牛を飼っていた時期もあったそうです。「馬越石トンネルは、昔はまっすぐではなかった。トンネル内はとても暗くて、小さな頃はとても怖かった。」「今の茂庭台中学校がある付近で西側の沢の下った辺りに、砂鉄を掘った洞窟跡が残っていて、ウシガエルやコウモリが住んでいた。」など、たくさんのエピソードを伺うことができました。

受講生は、「茂庭台団地ができる前の事や、茂庭台団地造成時のエピソード等を聞くことができて、とても勉強になりました。」「ますます茂庭台が好きになりました。」等の感想をいただきました。

第2回もにわだいを知って楽しく歩こう2022-初夏編-「茂庭台歴史探訪コースを歩いてみよう」

6月18日(土曜日)に、今年度第2回目のもにわだいを知って楽しく歩こう-初夏編-を開催しました。

今回は茂庭台地域の南側にある遺跡を主に辿るコースを歩きます。当日は、梅雨入りしたとは思えないくらいの快晴でのスタートです。

はじめに、こどもの村東北付近にある沼原B遺跡を訪れました。この周辺は「沼原」と呼ばれ、文字が示すとおり、水の浸透性が悪い湿地帯だったそうです。ここは、水が常に溜まっていたことから、動物たちの水飲み場だったと思われるそうです。

次は、公園から南側方向の2丁目住宅地付近にあるのが沼原C遺跡です。緑道を西へ進み、跨線橋を渡ると縄文遺跡が2つあり、嶺山A遺跡、嶺山B遺跡がありました。ここから、バス通りの坂を道なりに下って、電波塔に向かって歩きました。電波塔から右折すると縄文遺跡の沼原A遺跡があります。舗装路を下り、越河堤へ向かいます。この道路は、たくさんの草花や木々が生い茂り、沢山の植生が観察できます。この道路を抜けると、越河堤が見えてきました。ここから、越河堤西端付近にあった嶺山C遺跡の説明がありました。ここで、日陰に入り休憩しました。休憩が終わると、団地を北進し、徳州看護専門学校のところを右折し、2丁目の見晴らしの良いところを通り、茂庭公園方面へ入りました。茂庭公園では、青紫や青のたくさんのニワゼキショウの花が満開で、出迎えてくれました。

12時30分に市民センターに到着し、皆さんが無事に帰ってくることができました。

「住んでいる町のことが色々知ることが出来て楽しかったです。」「昔から住んでいるが、新発見することがあり、勉強になりました。」等の感想が寄せられました。

第1回「発掘されたモノから見た茂庭台周辺の歴史」【5月26日(木曜日)】

第1回目は、5月26日(木曜日)に、仙台市教育局生涯学習部文化財課の及川先生をお招きし、「発掘されたモノから見た茂庭台周辺の歴史」をテーマに講話をしていただきました。今回は、10名の受講生と、もにわだいを歩き隊のメンバー3名の計13名の受講生が参加してくださいました。

茂庭台地域と周辺の遺跡は、団地開発時と国道286号線工事などで調査でたくさんの遺跡が発掘されたそうです。

獲物を落とすための落とし穴跡や、製鉄炉跡の遺跡などでは、このようなものであったであろうという絵などでわかりやすく教えていただき、当時の様子がみなさんの頭に浮かんでいた模様です。また、遺跡以外の歴史の話もたくさんしていただき、秋保電鉄の痕跡や災害の伝承碑などの話もありました。

及川先生、参加者の皆さま、ありがとうございました。

茂庭台地域の遺跡で発掘されたものの遺物の一部は、茂庭台市民センターの1階ロビーに展示されていますので、ご興味ある方はぜひ見にいらしてください。