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更新日:2025年3月25日

太白区 センタートップ

茂庭台市民センター

〒982-0252 仙台市太白区茂庭台4-1-10
電話番号: 022-281-3293 
休館日:月曜日、祝日の翌日、年末年始

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令和4年度 剪定を学ぼう

剪定を学ぼう講座レポート

2022年6月14日

剪定を学ぼう【座学編】
6月11日(土曜日)10時00分~12時00分
茂庭台市民センター1階会議室

「庭木・ガーデニング・家庭菜園を自宅で楽しんでいる方」「植物を育て始めたばかりの方」「これから育ててみたいと思っている方」等々、茂庭台地区にはいろいろな理由で植物栽培をしている方がいます。ただ育てるだけでなく「より良く育てるため」に必要な知識・技術として「剪定」を学び、受講生同士でいろいろ相談したり、一緒に剪定したりと学びと仲間づくりを兼ねて講座を開催しました。

造園士の資格を持つ講師から、剪定のことを「手入れをする」などと言ったりしますが、これは実際に枝葉の中に【手】を【入れる】ことからきています。バラなどの棘のある植物や毒虫が付く樹木など、素肌で作業できない植物もあることから、しっかり準備をしましょうとの話がありました。
また、剪定の基本は「忌み枝」を切ることであり、効果としては主に「病害虫を防ぐため」「より多く実をならせるため」「樹形を整えるため」であることをお話いただきました。

その後、資料を基に具体的な切り方、どのような枝が「忌み枝」かを説明してもらいました。
最後には質疑応答の時間を設け、受講生からの質問に答えていただきました。
次回は実技編です。

剪定を学ぼう【基礎編】
7月9日(土曜日)10時00分~12時00分
茂庭台市民センター前広場

7月は先月の講義で学んだことを実践していく「剪定の実技」です。
剪定は「忌み枝」を切る、という基本を守りながらハサミを動かしていきます。
途中、「この枝は切っていいのかわからないので教えてほしい」といった具体的な質問が飛び出すなど、受講生の皆さん一生懸命に学んでいました。
講師から「剪定は忌み枝を切るといいましたが、それ以外にも樹形を整えることも大切です」や「時期を間違えなければ多少大きめに切っても大丈夫です」といった剪定後の姿をイメージすることや恐れずにチャレンジしてみることが大切といった指導がありました。
皆さん、講師の話を一言も逃すまいと目と耳と集中していたのが印象的でした。

最後に質疑応答の時間を設け、受講生からの質問に答えてもらいました。
次回は1か月空いて9月です。次も剪定の実技を行います。

剪定を学ぼう【応用編】
9月10日(土曜日)10時00分~12時00分
茂庭台市民センター前広場

9月は剪定の実技2回目です。
応用編ということでこの日は刈り込みバサミを使った剪定や三脚を使用した高所の剪定を行いました。

先ずは刈り込みバサミの使い方です。
生け垣などの直線的な刈り方をする時の使い方、丸い曲線を活かした樹形にしたい時の使い方など、用途別の使い方を指導してもらいました。

その後、生け垣などで高い場所を剪定しなくてはならない時に使用する三脚について話がありました。
なぜ脚立ではだめなのか?との質問がでそうですが、脚立の場合、平地でなければ安定が取れず、作業中に倒れて怪我をするといったことがあるそうです。その点、三脚は少々勾配があっても安定して作業ができるということで、造園士の方々は必ず三脚を使用することを教えてもらいました。
実際に三脚に上って作業してみて、その安定感や安心感などを実感することもできました。

この日も質疑応答の時間を設けたところ、最後ということもあり受講生からどうしても聞いておきたいことなど、たくさんの質問がでました。
講師には一つ一つ丁寧に答えていただき、みなさん満足していました。

※アンケートの結果、受講生の皆さんからは受講して良かった、令和5年度も継続してほしい、といった声が寄せられるなど、人気の講座でした。