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更新日:2025年7月25日
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「高森塾」仲間とともに学び続ける、豊かな人生!
令和7年度「高森塾」講座レポート
2025年7月25日
第3回「備えあれば憂いなし。昨今の墓じまいと終活事情」
令和7年度高森塾第3回「備えあれば憂いなし。昨今の墓じまいと終活事情」が、7月25日に高森市民センター第一研修室で開催されました。
講師に株式会社ごんきやの山田和佳子先生をお迎えし、様々な供養の方法やお墓の種類、エンディングノートの書き方について、ユーモアを交えながら分かりやすく詳しく、解説していただきました。
終活とは「死に支度」ではなく、「”生き”支度」であるということで、「これからの人生を自分らしく生きるための活動」であるという言葉がとても印象的でした。
エンディングノートの書き方では、ただノートに向き合うだけではわからない書き方のコツも教えていただきました。また、お墓や供養については、具体的なメリットやデメリットまで詳しく解説していただきました。
受講生からは、「断片的にわかっていた事柄を包括的に理解できた」との声もあり、漠然と知っていたことについても、より具体的に学べた講座となりました。
【受講生の感想】
説明がとても丁寧で、分かりやすく、参加をしてとても良かったです。
終活を改めて少しずつ始め、子に迷惑をかけないようにしたいと思った。
心がかりでしたが、何だか安心しました。
自分にも必要と改めて認識した。
エンディングノートを活用して、これからの残りの人生を積極的に生きたいと思いました。
第2回「みんなで歌おう!楽しく奏でるハーモニー」
令和7年度第2回目の「高森塾」が、6月27日に高森市民センター第一研修室で開催されました。
今回のテーマは、歌とピアノ「みんなで歌おう!楽しく奏でるハーモニー」でした。合唱サークルの講師やソプラノ歌手としてもご活躍中の星久美子先生を講師としてお招きし、和やかな雰囲気の中でのびのびと歌声を響かせました。
まずは発声練習を行い、参加者全員の声がしっかり出始めたところで、星先生のピアノ伴奏に合わせて、昭和歌謡を歌いました。
最初は遠慮がちだった方も、徐々に声量が増し、みなさん力強く元気な声でハーモニーを奏でました。
中盤では、宮城県出身で有名な歌手のエピソードや昔の仙台にまつわるお話も紹介されました。皆さんそれぞれの青春時代がよみがえり、懐かしさとともに星先生の軽妙なトークに笑顔があふれるひとときとなりました。
普段は歌に自信がないという方も、みんなで声を合わせることで自然に声が出て、歌う楽しさを実感されていました。講座の最後には「楽しかった」「こんなに思いきり声を出すのは久しぶりだった」という声が多く寄せられ、皆さん元気をもらって帰路についたようでした。
【受講生の感想】
大きな声で思いっきり懐かしい歌を歌い、ストレス発散になりました。
オンチもドオンチと夫に言われてましたが、今日は大きな声で歌いました。
先生のお話が楽しかったです。
歌い方、声の出し方、姿勢など、とてもタメになった。
歌が苦手な私でも参加しやすい形式で良かったです。
第1回「講談の世界へようこそー講談で知る伝説と人物ー」
令和7年度第1回の「高森塾」を高森市民センター多目的ホールで開き、70名の塾生が集いました。
高森市民センター館長の挨拶で開講し、今回講師にお招きした宝井講談修羅場塾名取の講談師、村田琴之介先生から、講談の持つ魅力やその特徴、落語などの他の話芸との違いなどの講話をいただき、古典講談「青葉の笛」と創作講談「人生の金メダル」を読んでいただきました。
聴衆を笑わせることを目的に会話で進行する落語に対して、講談はまるで歴史の一場面を見てきたかのように読むとの言葉通り、まさに「青葉の笛」では、熊谷直実が平敦盛の美しさに息を吞む様子や、泣く泣く首を討ちとる悲哀を大いに感じることができました。
また、「人生の金メダル」では、宮城県出身の偉大な柔道家である神永昭夫のオリンピックの名場面とその後の人生がドラマティックに読みあげられました。
受講生の方は、講談に初めて触れる方が多かったそうですが、今回の講座をきっかけに興味をお持ちになられた方が多くいらっしゃいました。
【受講生の感想】
初めて講談を聞く機会を得た。講談の歴史発展も含め楽しく聞けて良かった。
張りのある声すてきでした。
ふだん聞きなれない講談で少々とまどったが、話が進むにつれて内容も良く、楽しく聞く事が出来ました。
合戦の講談は言葉が難しかったが、解説していただいたのでよく分かった。神永選手の演目はストーリーが臨場感あふれていて聞きやすかった。
これからも色々と講談を聞いてみます。