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更新日:2025年6月3日
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令和7年度「高森塾」講座レポート
令和7年度「高森塾」講座レポート
2025年5月23日
第1回5月23日(金曜日)
令和7年度第1回の「高森塾」を高森市民センター多目的ホールで開き、70名の塾生が集いました。
高森市民センター館長の挨拶で開講し、今回講師にお招きした宝井講談修羅場塾名取の講談師、村田琴之介先生から、講談の持つ魅力やその特徴、落語などの他の話芸との違いなどの講話をいただき、古典講談「青葉の笛」と創作講談「人生の金メダル」を読んでいただきました。
聴衆を笑わせることを目的に会話で進行する落語に対して、講談はまるで歴史の一場面を見てきたかのように読むとの言葉通り、まさに「青葉の笛」では、熊谷直実が平敦盛の美しさに息を吞む様子や、泣く泣く首を討ちとる悲哀を大いに感じることができました。
また、「人生の金メダル」では、宮城県出身の偉大な柔道家である神永昭夫のオリンピックの名場面とその後の人生がドラマティックに読みあげられました。
受講生の方は、講談に初めて触れる方が多かったそうですが、今回の講座をきっかけに興味をお持ちになられた方が多くいらっしゃいました。
【受講生の感想】
初めて講談を聞く機会を得た。講談の歴史発展も含め楽しく聞けて良かった。
張りのある声すてきでした。
ふだん聞きなれない講談で少々とまどったが、話が進むにつれて内容も良く、楽しく聞く事が出来ました。
合戦の講談は言葉が難しかったが、解説していただいたのでよく分かった。神永選手の演目はストーリーが臨場感あふれていて聞きやすかった。
これからも色々と講談を聞いてみます。