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更新日:2025年3月25日
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大沢農学校
11月の大沢農学校
2023年11月15日
11月10日(金曜日)に大沢農学校が開催されました。今回は年内最後の大沢農学校です。秋野菜の収穫と管理作業、畑の片付けをして冬に向けた準備をしました。
また、これまでに収穫した作物を使って調理をし、皆さんでいただきました。
はじめに、会議室で今日の作業について先生から説明がありました。ナスは収穫した後に土から引き抜いて片付けをすること。黒マルチをはがして土が霜に当たるようにすること。ほかにも、芽キャベツの葉を落としたりソルゴーを刈り取って土にすき込んだりと、作業の説明がテンポよく進みます。今回も作業が盛りだくさんです。今回は調理も行うため、畑で作業をするチームと調理をするチームに分かれて作業を開始しました。メニューは前回の大沢農学校で皆さんと相談して決まりました。品数があるため、調理チームも手際よく野菜をカットしていきます。
外では畑チームが山村先生指導の下、次々と課題をクリアしていきます。人手がいつもより少なかったですが、事前に受けた説明の通りに作業を手早く済ませていました。ナスを収穫して片付けをする人、ソルゴーを刈り取ってすき込む人、調理に使う材料を収穫する人、まだ育てる野菜の管理作業をする人...畑のあちこちで受講生が先生に質問しながらも自主的に作業に取り組んでいました。
一方、調理チームも奮闘していました。畑から届けられる野菜を次から次へと調理していきます。赤トウモロコシ、カボチャ、サツマイモ、ネギ、白菜、大根、ニンジン、サトイモ、春菊...。春から育ててきたたくさんの野菜が食卓に並びます。芋煮や揚げ物、サラダ、炊き込みご飯などにするために、エプロンと三角巾をつけた受講生が調理台の前でチームワークをいかして作業をしていました。
畑作業が終わった受講生は順次調理チームに合流し、お昼頃にはおいしそうなお昼御飯ができあがりました。調理室で作ったものとあわせて、外で焼いた焼き芋も食卓に添えられました。食欲の秋にぴったりの彩り豊かな食卓となりました。皆さんでいただく様子はさながら秋の収穫祭です。ご飯を頂きながら、「今年のナスはすごかったね。とても大きい実だった。」「皮が薄くておいしかったね。」「サトイモもずいぶん立派に育っていたよ。」と、今回までの大沢農学校について楽しそうに振りかえっていました。