令和6年度 堤町彩発見 堤町の井戸めぐり
2024年11月23日

令和6年度 堤町彩発見 堤町の井戸めぐり を開催しました
2024年11月23日
11月14日(木)に「堤町彩発見~堤町の井戸めぐり~」を開催しました。当日はお天気にも恵まれ、まちあるき日和となりました。案内人は、堤町まちあるきのボランティア青木三郎氏です。
センターを出発し、最初にお伺いしたお宅で、さっそく井戸を見せて頂きました。昔は生活全般に使っていた井戸。水道が通ってからは使用頻度は減ったものの、現在も畑の水やりなどに使用している等のお話を伺いました。電気モーターでの汲み上げ式だったため、東日本大震災では電気が復旧するまでは使用できず、やかんに紐をつけて汲み上げようとしたら、なかなか水が入らなかったというお話も…。そのため、震災後に手漕ぎポンプを取り付けたそうです。受講生数人に、手漕ぎポンプの体験もさせていただきました。
次にお伺いしたのは、佐大ギャラリーさん。佐大ギャラリーさんの井戸は、現在は井戸枠がなくなっており、当時のお写真を見せて頂きました。井戸の水は、現在は外にある水道をひねると出てきます。昔は、堤焼を作る際に井戸水を使っており、佐大ギャラリー内には、堤焼の水瓶、流し台等、たくさんの作品が並んでいました。
最後に、仙台市災害応急用井戸の見学をしました。仙台市災害応急用井戸は、災害時に地域の方が使用できる井戸として仙台市に申請することで登録することができます。井戸を通し、堤町の歴史や災害時の井戸の活用について学ぶことができ、井戸を”深掘り”した一日となりました。
【受講者アンケート】
・まち歩きが趣味で、市内津々浦々巡っていますが、「井戸」がテーマは初めて。気になっていた所、回れてとっても楽しかったです!
・井戸設置の歴史、意図、昔~現在の活用方法の話がとても参考になりました。
・町内に住んでいて知らないことがたくさんある。他にもいろいろ発見したい。
ここまでが本文です。