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更新日:2026年2月18日

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もし目の前で人が倒れたら~応急手当講習~その5
もし目の前で人が倒れたら・・・
「知識・技術」と「少しの勇気」
もし目の前の人が倒れたら・・・。命の重さを知るだけに、一歩を踏み出すことにためらいが生まれます。しかし、そこに居合わせた人が最初の救助行動をとることで、救命率は2倍にもなるのです。
応急手当は特別な技術ではありません。救命の連鎖の3つ目までは専門家ではないその場に居合わせた人が行う高度な救命措置との橋渡しです。橋渡しをしていくのには講習などで「知識・技術」を身につけていくことが大切です。訓練を重ねることで「知識・技術」に加え、実践する「勇気」が育つのです。
「勇気」という意味がわかりました(参加者アンケートから)
- 応急手当は勇気とおっしゃる意味がわかりました。恐れずに行動できるようにします。とても参考になりました。ありがとうございました。
- AEDに触ったのが初めてで中身がどんなものなのか今まで知識としてしか知らなかったものを実際に現物に触れながら実践的に学ぶことができて自信になりました。実際の場面では落ち着いて対応できるとはかぎりませんが、今日学んだことはきっといざというときの「勇気」につながると思います。
- 心臓マッサージの力の入れ方がなかなか難しかったです。実際に目の前で起きた場合、家族以外だと手を出せるか不安です。
- 救命の大切さを知れて良かったです。勇気を出して応急手当をしたいと思いました。
ほとんどの参加者が積極的に救助すると回答していただきましたが、全員というわけではありません。普通救命講習は3時間ぶっ続け。年配者には長すぎたという声がある一方、実践的に深く学べたという声もありました。救命の連鎖を素早くつないでいくのにはひとりひとりの「できること」を増やし「できるひと」を増やしていく地道な活動が必要です。
市民センターは、これからも地域の安全安心のため、みなさまのご理解をいただきながら防災に取り組んでいきます。
応急手当の基本原則とポイント(おさらい)
応急手当は、医師や救急隊が到着するまでの間、現場に居合わせた人が行う一時的な手当です。命を守ること、症状の悪化を防ぐこと、回復を助けることが目的です。災害医療では「最初の10分間」「最初の行動」が生存率を左右するとも言われているそうです。
応急手当に共通する3つの原則
その1「安全の確保」
その2「生命維持の優先」
そして3つ目は「無理をしない」
自分にできる範囲で手当し、専門家に引き継ぎます。ひとりひとりの「できること」が増えて「できるひと」が増えれば、助けられる命が増えます。この講習の目的のひとつが「できること」「できるひと」を「増やす」です。
応急手当のポイント
「誰かがやる」ではなく「自分がやる」
応急手当は最初の発見者が鍵です。
正確さよりも「早さ」
もちろん正確さは大切です。しかしそれ以上に大切なのは、いかに早く取り組むか。完璧でなくとも、何もしないよりはずっと良いのです。
声をかけ、助けを集める
ひとりでできることは限られます。助けを呼びましょう。
訓練が行動を引き出す
知らないよりも知っているほうが良いのは確かですが、知っているだけではなかなか行動に移すのは難しいのです。訓練することで一歩踏み出す「勇気」も育ちます。応急手当講習は一度だけではなく回数を重ねて、自然と行動できるようにしていきましょう。
