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更新日:2026年2月18日

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高森市民センター

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もし目の前で人が倒れたら~応急手当講習~その3

応急手当トップ

もし目の前で人が倒れたら・・・

呼吸を確認

応急手当フロー

119番に通報したら、倒れた人の呼吸を確認します。

呼吸の確認は10秒以内程度で行います。10秒以内で判断できない場合は普段通りの呼吸をしていないと判断します。

普段通りの呼吸ができていれば、回復体位を取るなどして様子を見ながら応援や救急隊の到着を待ちます。

1.呼吸が停止している、2.口をパクパクさせたり、しゃくりあげるような途切れ途切れの呼吸をしたりしているが胸や腹が動いていない(死戦期呼吸)、3.普段通りの呼吸かどうか分からない、こんな場合はただちに胸骨圧迫を始めます。

 

 

 

 

〈参考〉仙台市消防局ホームページ「救命措置と止血法」(外部サイトへリンク)

胸骨圧迫(心肺蘇生)

胸骨圧迫_成人重ねた手を組んで両肘を伸ばして胸骨を圧迫します。押す場所は乳頭と乳頭を結んだ線の中央付近。手のひら全体ではなく手のひらの根本(掌底基部)で、強く(5センチメートルくらい沈み込むように)垂直に、速く(1分間に100回から120回)、絶え間なく(中断を最小限に)押し続けます。強く押し込んだら、押す位置がずれないように触れたまま、胸が元の位置に戻るように圧迫を緩めます。これを救急隊に引き継ぐまで続けます。

胸骨圧迫の目的は、心停止して血流が途絶えている状況で、脳や他の臓器に血液を送り酸素供給することにあります。強く押さないと十分な血液を送れません。練習用の人形(アサシ・アン)では正しい場所を正しい強さで押せば、パキッパキッと音がするので押す力加減を知ることができます。速く押すのも十分な血液を送るためです。あまり速すぎたり、強く押し込んだままだったりだと心臓に血液が戻らないまま押すことになり十分に血液を送り出せません。仙台市消防局が提供しているスマホアプリ、仙台市救命ナビでは、適切な速度や強さを教えてくれます。インストールしておくと安心です。

〈参考〉命を救うあなたをサポート仙台市消防局救命ナビ(外部サイトへリンク)

もしできるなら(人工呼吸)

技術を講習などで身に着けていて、傷病者の口に直接接触することにためらいがなく、人工呼吸をする意思がある場合は、胸骨圧迫30回に2回の人工呼吸を行います。気道確保、口対口人工呼吸です。胸骨圧迫の中断は10秒以内。講習ではアサシ・アンを使って気道確保と口を直接触れずに模擬的に息の吹き込みをしました。

人工呼吸することで血中酸素濃度の低下を小さくすることができます。しかし口を直接つけることにためらいがある場合は無理にすることはありません。血液中にある程度の酸素は溶け込んでいます。絶え間なく血液を送り続けることが大切です。

声をかけあって(救助者の交代)

胸骨圧迫を続けるのには相当な体力が要ります。疲れてくると気付かないうちに押す強さが弱まったり遅くなったりしてしまいます。

講習では、胸骨圧迫30回と人工呼吸2回を組み合わせて取り組みましたが、2セットもすると息が上がり、3セット目では腕も腰もボロボロ。1分間続けるのが精いっぱいです。

交代しながらでないと、救急隊が到着するまで絶え間なく続けるのはかなり困難です。交代するときも胸骨圧迫が途切れないように、救助者同士で声をかけあいます。

ここでも助ける仲間を呼び集める大切さが実感できました。

こどもや赤ちゃんの場合

こどもや赤ちゃんの場合も強く・速く・絶え間なくの胸骨圧迫の基本は同じです。ただし押す深さは体の厚みの三分の一くらいに。成人でもこどもでも、こわごわと押したのでは深さが足りずに十分な効果が得られません。強すぎる場合は、こどもでは片手で、赤ちゃんでは片手の指2本で絶え間なく続けます。

胸骨圧迫_ベビー赤ちゃんの場合、言葉で意識有無を確認することは難しくなります。足裏反射などで判断します。

講習ではベビーの人形を使って反応の確認から心肺蘇生までの一連の応急手当を実技訓練しました。

 

 

 

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