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更新日:2025年3月25日
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令和6年度 5月の大沢農学校
5月の活動の様子をお伝えします
2024年5月24日
5月の大沢農学校の様子をお伝えします。
5月10日(金曜日)に畑の除草作業と畝づくりを行いました。
次回の活動で多くの種類の野菜を植えるための下準備です。
最初にサツマイモ用の畝を仕上げます。
耕して土を盛った後、土の保温と雑草予防のために黒マルチというビニールシートをかけます。
マルチを引っ張る人、飛ばないように上から土を被せる人に分かれて作業をしました。
息を合わせての作業が必要なため、お互いに声を掛け合いながらにぎやかな作業になりました。
サツマイモは後日、大沢児童館のこども達と一緒に植えます。
併せて里芋と落花生を植える畝も耕します。
しっかりと耕して植える準備は万端です。
最後にカボチャを植える準備として、ポットと種を分け合いました。
種は昨年度の講座で収穫したカボチャから採れたものを、受講生が持参したものです。
自宅で畑に植えられる大きさになるまで育てます。
今回の活動では、「前回植えたジャガイモが育っていて良かった。」「カボチャがうまく育つかどうか楽しみ。」といった声が聞かれました。
5月24日(金曜日)は山村 真弓先生をお招きし、野菜の植え方をご指導していただきます。
4月に植えたジャガイモは、品種や植え方によって生長に差が見られ、受講生も興味深い様子でした。
イモが大きく育つよう、芽かきという作業で大きい芽だけを残します。
続いて植える里芋は「ホールプラント栽培」という方法で育てます。
こぶし大のくぼみを作り、その下に種芋を入れ、最後に透明マルチをかけました。
マルチのかけ方も改めて山村先生に指導していただき、とてもきれいな仕上がりになりました。
続いて落花生の種まきです。
前回耕した畝に黒マルチをかけ、等間隔に穴をあけます。
先ほど先生に教わったコツを意識しながらマルチをかけました。
穴に落花生の種を植え、土をかけたら作業完了です。
次はナスを植えます。
畝を作る位置を確認しながら土を耕し、こちらにも黒マルチをかけます。
「次は違う人に交代して、みんなが順番に作業できるようにしよう。」といった受講生の自主的な声掛けもあり、協力しながら作業を進める様子が見られました。
今回は3品種のナスを、接ぎ木苗と自生苗で育てます。
脇芽の取り方、植える向きを山村先生に教わり、早速植えていきます。
「どの芽を取ればいいかな。」「植える向きはこっちだよ。」声を掛け合いながら作業します。
仕上げに支柱を立てて苗をひもで固定しました。
最後にネギの種まきです。
等間隔に作った溝にネギの種をまき、種が飛ばないように不織布で畝を覆います。
ネギは一定の大きさに育ったら植え替えを行う予定です。
以上で今回の作業は終了です。
長時間の作業となりましたが、先生のご指導もあり多くの種類を植えることができました。
野菜の今後の成長を楽しみにしながら、5月の活動は終了となりました。