真美沢公園とその周辺 / 記事作成にあたって
2022年6月9日
真美沢公園とその周辺は、団地開発がされる以前に、仙台市北部丘陵地域に、里山とその周辺の小さな平らな土地に水田や畑地が点々とする地域でした。水田や畑地の灌漑用水として、真見沢沼、そして現在の市民センターと黒松生協の地域にも大きな沼と小さな沼が高さを変えてありました。八乙女地域に広く広がっていた水田を潤していました。
子供のころクワガタムシやカブトムシを取りに行くのは、大きな台原森林公園ではなく、真美沢公園でした。たくさん採集していたことを思い出されます。その頃は、タヌキやリスなどの小動物が生息しておりました。アカマツ林を基本に、小動物や野鳥の働きもあって様々な広葉樹が芽生え生育する豊な里山となっています。
この地域でこの真美沢公園の自然を受け止めて、清掃活動や、里山の豊かさを生かして地域活性化に向けた様々な活動やイベントを開催している「真美沢公園を美しくする会」と連携して、そんな真美沢公園の自然を、四季を通して紹介してまいります。
記事作成に当たっては、「真美沢公園を美しくする会」にご協力いただきながら、紹介する植物や野鳥らを選び、さまざまに文献から学び作成してまいります。画像に関しては、タイムリーに撮影してゆくほか、これまで撮りためていたものを利用いたします。主に参考とする文献を下記に記しておきます。
ぜひ、実際に真美沢公園を散策して、その自然の豊かさに触れていただけたら幸いです。「真美沢公園を美しくする会」の皆さんも、小径の整備や看板設置など訪れる皆さんが心地よく観察できるよう活動されています。また、そんな会の活動に興味を持たれた方は、ぜひ黒松市民センターへ連絡ください。
参考文献
・「葉っぱで見分け五感で楽しむ樹木辞典」(ナツメ社)
・「里山の花木ハンドブック」(多田多恵子、NHK出版)
・「葉っぱで見分ける樹木ハンドブック」(池田書店)
・「葉っぱ・花・樹皮でわかる樹木図鑑」(池田書店)
・「山野草 ポケット図鑑」(主婦の友社)
・「ぱっと見わけ観察を楽しむ野鳥図鑑」(ナツメ社)
・「庭で楽しむ野鳥の本」(山と渓谷社)
皆さまよろしくお願いします。
ここまでが本文です。