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タイトル:真美沢公園の四季

真美沢公園の四季 第九十二回 カントウタンポポ

2024年3月3日

真美沢公園は、以前あった八乙女の広域の水田地帯に向けて3段のため池があった里山が連なる地域に、仙台市北部を住宅地として団地が切り開かれた中で里山とため池といったセットで残されたと思われます。最後まで残されたため池の水を利用していた水田も商業地や住宅地に変わり、里山とため池が、自然豊かな地域資産として残されています。

第九十二回 カントウタンポポ(ニホンタンポポ)

外来種に押されながらもしぶとく生き残る 巧みに次世代へ命をつなぐ

英名:DandelionBlowball

 

カントウタンポポは、キク科タンポポ属に属する多年草です。関東地方を中心に東北から東海に至る太平洋側に多く育つとされています。というのは、セイヨウタンポポ…外来種に取って代わられて押されながらもなんとかしぶとく生き残っているといった状況です。ゆえに、昔から環境の変わらない場所で、他所からの影響を受けないような場所、例えば、神社や寺の境内、昔からの田畑、雑木林などに咲いています。花びらを支える総苞片のうち外総苞片が垂れ下がらない。さらに、外総苞片は内総苞片の半分程度の長さで、先にごつごつとした印象に見える角状突起があるのが特徴です。春先にロゼット中心から花柄を伸ばして先に黄色の頭花をつけることは皆さんご存じですよね。夏には地上の葉は枯れてしまう「冬緑型」の植物です。

 

 タンポポを大きく2種に分類すると、カントウタンポポをはじめ日本の在来のタンポポの総称として、ニホンタンポポと呼びます。一方で海外からやってきて咲かせているタンポポを総称してセイヨウタンポポを呼びます。繁殖力が強いのが特徴で、一時は外来からのタンポポの繁殖力に押されて絶滅が危惧されていましたが、なかなかどうして劣勢ながらもしぶとく生き残っているという。他所からの影響を受けないような場所、例えば、神社や寺の境内、昔からの田畑、雑木林など、人手が入って耕地されていない場所、大気の流れを遮断するような雑木林に囲まれた土手などにひっそりと咲いて残っているという。私もたんぽぽを観ると、どっちかなと気になってしまします。 

 カントウタンポポはじめタンポポの仲間は、晩秋から冬にそして春先まで、多くのロゼット状の、ひし形の端を幾枚もずらして重ねたようなギザギザとした切れ込みの入った葉を、倒披針形で羽状に深裂した様子と表現します。裂状には変異が多くあり、中には深裂せずにヘラ状の葉も混ざります。後に花軸を伸ばすだろう中心から放射状に地中から直接、地面を這うように出ているのを観ることができます。

 カントウタンポポをはじめタンポポ類の生き残り戦略は、地上を覆い隠すように様々な葉が生い茂る季節は、頑張らすに枯れる。そして、晩秋に、地下に残った根や、綿毛が落ちたところから芽を出して、ロゼット状に葉を広げます。冬の寒さ厳しい季節も、地べたに張り付いて葉を広げて光合成を効率よく実施し、エネルギーをためていくのです。

 2月から3月にかけて蓄えたエネルギーを使って一気に花軸を伸ばします。花を支える花茎は、最盛期には1530cmと長く、良い条件が重なると、一つの株も大きくなり、そこから20本以上の花が立ち上がることも。ちなみに、外来種のセイヨウタンポポは、食用として持ち込まれたといわれ、レタスのようにシャキシャキとして食することができます。

 皆さんもご存じのタンポポの花は頭花といって、実は小さな花の集まりで一つの花のパッケージになっています。その全ては、両性の舌状花の集まりで、一つの頭花は60120の舌状花で形作られています。その舌状花は大きく、蝶や蜂などの昆虫の助けを借りて異なる株の頭花の花粉を受粉する他家受粉がなされます。 開花の時期は、いくら早くても3月中旬以降、一般には4月から5月上旬までの間で開花となります。

カントウタンポポの特徴として、頭花を支える総苞片のうち外総苞片が垂れ下がらないのが特徴。さらにカントウタンポポは、外総苞片は内総苞片の半分程度の長さで、先にごつごつとした印象に見える角状突起があるのが特徴です。

 

冒頭で繁殖力の違いにふれました。セイヨウタンポポに比べ、

   一つの花からできる種が重いので飛んで行く範囲が狭いこと。セイヨウタンポポに比べ2倍の重さです。セイヨウタンポポの種子は比べると軽いので遠くまで飛んでいきます。

   頭花の花の数が120と量が少ないこと。セイヨウタンポポの中には頭花ひとつで200を超える花となります。

   花の咲く期間が短いこと。カントウタンポポの一生は、発芽は秋になり、翌年の春に花を咲かす一年でワンサイクルとなります。一方でセイヨウタンポポ類は春から秋まで、綿毛の落下傘が風で飛ばされ、種子が発芽して、を繰り返しずっと花を咲かせることができます。春先の種から、その夏にまた花を咲かせるといったサイクルを繰り返して、旺盛な繁殖力を繰り広げます。

   自分自身の花粉では受粉「自家受粉」できず、他の株の花粉でのみ受粉がなされること。一方でセイヨウタンポポは自家受粉の仕組みを持ちます。「アポミクシス」と呼んでいる受粉をせずに自分だけで繁殖体を生産する生殖過程を持つこと。つまり自分の頭花の中で種子を作ることができるしくみを持っていること。まさにクローン生成です。

そんな状況の中で、セイヨウタンポポとの雑種も見つかっているとの記事もありました。ひっそりと咲いているだろうカントウタンポポを応援したいと思います。
 

 種子の先端には羽毛のような綿毛がついています。タンポポの小さな花の数だけ種子ができるので、きれいな球体の綿毛が出来上がります。

 

 綿毛を遠くに飛ばす仕組み…タンポポの綿毛は種子が完熟して乾燥すると、風に吹かれて飛んでいきます。これは綿毛がパラシュートのような役割を果たしているからです。風でたくさんの種子を遠くまで飛ばしていく、タンポポの子孫を増やすための知恵です。


 タンポポの綿毛は雨の日は開かない…タンポポの綿毛は雨で綿毛が濡れてしまうと飛ぶことができなくなるからです。効率よく種子を飛ばそうという、タンポポの賢さに感心させられます。

真美沢公園の片隅で生き残っているカントウタンポポ、大切に見守りしょう。


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